中国東北部の吉林省の都市で撮影された、窓拭きをする2人の女性の映像が拡散し、見る人を驚かせている。女性たちは集合住宅の11階の窓を拭いており、1人は窓枠を伝って外側に出て、命綱等の安全装備は全く使用していなかった。足を踏み外せば大事故にもつながるだけに、心配と批判の声が出ている。
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落ちれば大惨事 あまりにも無謀と撮影者もヒヤヒヤ
香港のサウス・チャイナ・モーニング・ポスト紙(SCMP)によれば、このビデオは反対側にあるビルの住人が撮ったものだ。エプロンとマスクを付けた女性2人が、命綱やハーネスも付けず窓の外側に出て窓拭きをする姿を見て「あまりにも無謀だ」とビデオの中で叫んでいる。窓拭きをしていた女性たちは、お手伝いさん、または清掃業者のスタッフと見られている。
撮影者が「冷や汗が出た」と言うほど危険な窓拭きビデオは、中国のTikTok、抖音(ドウイン)で約400万回再生され、激しい批判を呼んだ。女性たちを「無知で怖いもの知らず」と非難する声もあったが、「もし彼女たちが落下すれば、雇った家庭も責任を負うことになる。物の分からない人たちにこんな仕事をさせるな」というコメントもあった。
また、「数十元で買える安全装備よりも、彼女たちの命は安いようだ」と、女性たちの雇用者に問題があることを示唆するコメントもあった。
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過去にもソーシャルメディアで話題に 危険な窓拭き動画&画像
1年前には、ソーシャルメディアに10階の窓を外から拭く中国の清掃業者のスタッフの様子が投稿されていた。吉林省のビデオと同様、命綱なしで外から窓を拭いている。家の住人が危ないので中に入るように頼むと、スタッフは「毎日こうやっているから心配しないで」と答えた。住人は、この窓拭き仕事に200元(約3800円)を支払ったが、怖すぎてもう二度とこの業者に頼む気はしないと話したという。
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このほかにも命綱なしで窓を拭く人の画像が、いくつも投稿されている。
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安全装備必須! 実際に転落事故による死者も
中国では、過去に危険な窓拭きによる事故が報じられている。SCMPによれば、内モンゴル自治区では、清掃員が窓拭き中に12階から転落し死亡する事故が1月に起きていた。清掃員は安全装備を使用していなかったことが判明し、上司が安全管理義務を怠ったとして起訴されている。また昨年には、中国東部の浙江州で、50代の男性が18階の部屋の窓を清掃中に、落下して死亡しており、事故防止のための対策の強化や、法令遵守が求められる。
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【動画】高層マンションの11階で命綱なし…“窓拭き”する女性の画像に、中国ネット民驚愕
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このほかにも命綱なしで窓を拭く人の画像が、いくつも投稿されている。
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恐怖の「空に浮かぶプール」に話題騒然!「絶対泳ぎたくない」の声【動画あり・閲覧注意】
文:宮田華子
「これって映画のセットでしょ?」「CGなのでは?」と思いきや、いえいえ、これはロンドン南部にあるマルチ型集合住宅ユニット「エンバシー・ガーデンズ」に実在する居住者用のプール。地上35mの高さにある、2つの高層マンションの屋上が、まるで橋を架けるように25mのプールで繋がれている。
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スカイプールのオープンに対する1つ目の「NO!」
この6月、ロンドンに熱波が到来した。スカイプールはその直前(5月26日)という絶妙のタイミングでオープン。気持ちよさそうに泳ぐ人たちの姿が大きく報道されたのだが、直後から2つの「NO!」の声が大勃発したのだ。
1つめの「No!」は高所恐怖症の人たちからの声。「ハフィントンポスト」(イギリス版)では、スカイプールの動画に対し、世界中から「こんなプール、怖すぎる!」「一生入りたくない」との声が上がったことを紹介している。プールはアクリル製の透明な素材で作られている。そもそも35mという高さだけでも怖いのに、透明なプールの中で下を見たら……と想像するだけで、寒気が走るらしい。
So...yeah...this is a big NO for me. https://t.co/7xdtIM0OEw
— Don Winslow (@donwinslow) June 1, 2021
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Not in a million years https://t.co/PzXztjqJ8U
— Neil Delamere (@neildelamere) June 1, 2021
Certain images can only bring one song to mind... https://t.co/5u4kHnXfkv pic.twitter.com/FVt4DSPLCn
— Roy Wood Jr- Ex Jedi (@roywoodjr) June 1, 2021
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2つ目の「NO!」は?
2つ目の「No」は、エンバシーガーデンズに住んでいるのにこのプールに入れない人がいる、という事実だ。この集合住宅は2つのエリアに分かれている。1つは高級フラットとして分譲された個人所有エリア。もう1つは現在政府が進めている「シェアード・オーナーシップ(Shared Ownership)」制度で分譲されたエリアだ。後者はフラット一軒を買うのではなく、一部(25%~)の権利のみを買い、残りの部分は住宅協会が所持する共同所有権制度。住宅協会所持ち分に毎月家賃を支払う必要があるが、比較的少ない頭金(といっても高いのだが)で持ち家が可能になる。恐ろしいほど高額で売買されているロンドンの不動産市場において、この制度は救世主となっている。この「シェアード・オーナーシップ分譲エリア」に住む住人は、スカイプールに入る権利がないのだ
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「メトロ」紙はこの件に関し、住宅協会側の言い分を掲載。シェアード・オーナーシップ分譲エリアをできるだけ安価に抑えるため、プールなどアメニティへのアクセス権を限定したと説明している。個人所有エリアとシェアード・オーナーシップエリアは入口も異なる。マルチ型集合住宅における後者側の入口を、イギリスでは「Poor Door(貧しいドア)」と呼ぶ。こうした分かりやすい格差が隣り合わせで存在することは「格差社会を助長するもの」と批判を呼び、議論に発展した。
Here are two entrance lobbies to the same building at Embassy Gardens in Nine Elms by @ballymore – one for 'affordable' housing, the other for private flats. So much for Sadiq Khan's pledge to outlaw 'poor doors'. pic.twitter.com/iZeI0ymomD
— Olly Wainwright (@ollywainwright) January 26, 2021
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【動画】絶対泳ぎたくない⁉ 恐怖の空中プール
2つの「NO!」を知った上でこの動画を見ると、また違う味わいがあるかもしれない。