誰が何の目的のため? SNSで子どもの写真を勝手に使われる「デジタル誘拐」にご注意

  • 文:安部かすみ
Share:


被害に遭ったメイン州で2人を子育て中のメレディス・スティール(Meredith Steele)さん。

SNSを開くと、インフルエンサーから一般人まで、実に多くの人々がプライベートを公開している。しかしアメリカではここ数年、SNS上で「あること」が問題になっている。

それは、赤の他人が別の「なりすましアカウント」をつくって「架空の人生」を捏造し、SNS上でアップした我が子の写真をそのなりすましアカウント上に勝手に流用し、他人の子を「我が子」として拡散する「Digital Kidnapping(デジタル誘拐)」だ。

メイン州で2人を子育て中のメレディス・スティール(Meredith Steele)さんも被害に遭ったひとり。彼女は、TikTokのフォロワーが92万以上、インスタグラムのフォロワーが15万以上のインフルエンサーだ。2021年6月、インスタグラムに投稿していた子どもの写真30枚近くが誰かに勝手に使われ、「デジタル誘拐」されていたことに気づいた。

そこでは架空の家族がつくられ、我が子はまったく別の名前で登場し、適当なキャプションが添えられていたという。そしてその偽アカウントは数千人のフォロワーを獲得していた。大抵そのような偽アカウントでは、#AdoptionRP、#KidRP、#BabyRP、#OrphanRP などのハッシュタグが使用され、他人の家族写真を勝手に使った「ロールプレイ」が行われている。スティールさんは「我が子はまるでバービー人形のように遊ばれているようでした」と振り返る。

この出来事は、スティールさんがSNSの使い方を抜本的に見直すきっかけになった。被害に遭って以降、SNS上から子どもの顔がわかる写真をすべて削除し、場所のタグ付けは彼女がその場を去ってから数時間後に行うよう徹底するようになった。同様に、子をもつ保護者に子の写真をオンラインで共有するのを止めるよう警告した。

「親が我が子の個人情報をSNSやブログで共有することは珍しいことではなくなっていますが、子どもにとって果たしてそれは問題ないことなのかそれとも嫌なのか、子が判断する十分な年齢にまだ達していません」と、子の写真を勝手にアップすることは親のエゴであるとも取れる趣旨のコメントも添えられた。

---fadeinPager---

サイバー犯罪につながる可能性も

2016年の調査で、アメリカの親は平均116枚の子の写真をネット上で共有し、子どもの90%以上は2歳になるまでに何らかの写真がオンライン上にアップされていることがわかっている。

他人の人生のなりすましアカウント、フェイクアカウントがつくられる理由は、多くの人に注目をされたいからか、それとも他人と交流して暇つぶしをしたいだけなのか、目的は不明だ。米メディアが伝えるところによると、デジタル誘拐をするのは主に10代もしくは若い世代の女性が多いとされ、ほとんどは仮想ゲームとして面白半分で行なわれているようだ。いくら悪ふざけだとしても、子どもの個人情報の悪用は最悪の場合、サイバー犯罪につながる可能性もあるので要注意だ。

「(デジタル誘拐の実情を知って)不安になった人は、プライバシー設定を再確認して、承認したアカウントだけが写真を閲覧できるようにして欲しい」とスティールさんは警告した。もしくは、SNSやブログを含むネット上に一切個人情報をアップしないという徹底した予防線を張って、対策を講じることも必要になってくるだろう。

関連記事

---fadeinPager---

---fadeinPager---

目からコンタクトレンズ23枚を摘出...医師「職歴20年で初めて」

米カリフォルニア州ニューポートビーチで勤める眼科医が、自身のInstagramに驚きの画像を投稿した。患者から23枚のコンタクトレンズを摘出したという。

画像は血走った女性の目を大写しにしたもので、目の付近には大量の使い捨てコンタクトレンズが並んでいる。レンズ同士が癒着し合い、大きな塊となって女性の目から取り出された模様だ。レンズは事前の検査で使用した染色液の影響で、薄緑色に染まっている。

摘出を行ったカテリーナ・クルテヴァ医師は摘出後の様子を、次のように説明している。

「すべてのコンタクトレンズを慎重に分離し、その数は合計23に達しました。レンズの分離にあたり、非常に精密に作られた手術器具のピンセットを複数使う必要がありました。まぶたの下に1ヶ月間放置されていたことで、ほとんどくっついていたのです」

---fadeinPager---

2年ぶりに現れた患者

米インサイダーは、大量のコンタクトが発見された経緯を次のように報じている。

ある月曜日の終わり、クルテヴァ医師が勤めるクリニックに70代の女性が駆け込んできた。目に異物が入っている気がするのだという。クリニックでは高齢者に年1回の検診を勧めているが、この女性は予約をすっぽかして2年間も来院していなかった。

クルテヴァ医師は検査をしたが、初めは異常はみられなかった。ところが器具を使って両まぶたを開きっぱなしにしたところ、何枚かのコンタクトの端が見えた。目尻の奥側の、異物を溜め込みやすい場所だ。

数枚のコンタクトを摘出した医師だったが、まだ奥にあるのではないかと直感した。助手に動画を撮影してもらいながら奥を確認したところ、暗い紫色の巨大な塊が眼球に張り付いており、「それはほとんど第2の瞳孔のようだった」という。

その後も大きな塊の摘出が続き、合計23枚が取り出された。医師はインサイダーに対し、「20年近いキャリアのなかで、これほどのものは見たことがありません」と語っている。

---fadeinPager---

毎朝新しいコンタクトを入れ続け……

これほどの数のコンタクトがまぶたの下に溜まっていたとあっては、痛さもひときわ大きかったことだろう。

この患者はほぼ1ヶ月間、寝る前にコンタクトを外すことを忘れていたようだ。英スカイニュースは、「この女性は前日に取り出すのを忘れたまま、毎朝新しいものを入れ続けていた模様だ」と報じている。

1ヶ月にわたり続々と新しいコンタクトを入れ続けた結果、目のなかに23枚ものコンタクトを蓄積する結果になったという。幸いにも患者女性は目薬の点眼を受け、問題なく医院を後にした。

---fadeinPager---

コンタクトの注意喚起に一役

医師は注意喚起のために今回の画像を投稿したようだ。以前に動画版をリールとして投稿しており、「100万再生を突破し、コンタクトレンズの衛生的な使い方について広く注意喚起することができて嬉しい」と語っている。動画は現在、300万再生を突破した。(眼球とコンタクトのクローズアップが映っているので、閲覧の際は注意されたい。)

投稿した画像には、コンタクトの取り扱い上の注意点が添えられている。今回のケースに関した項目としては、使い捨てレンズは寝る前に必ず処分すること、そして、決してコンタクトをつけたまま眠らないことが重要だという。

ほか、初めての購入の際にはきちんと取り扱い方法のレクチャーを受けることや、レンズの装着や取り外しの前には必ず手を洗うことなどが必要だとしている。

そして万一、使用中に目が充血した場合は、眼科医を受診し感染症ではないか診断を受けるよう呼びかけている。

関連記事

---fadeinPager---

【画像・動画】目からコンタクトレンズ23枚を摘出...医師「職歴20年で初めて」

文:青葉やまと

スクリーンショット 2022-10-19 16.58.08.jpg
california_eye_associates-Instagram

---fadeinPager---

スクリーンショット 2022-10-19 16.57.34.jpg
california_eye_associates-Instagram

---fadeinPager---

スクリーンショット 2022-10-19 16.57.52.png
california_eye_associates-Instagram

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---