ミシュランガイド東京2020から3年連続ひとつ星を獲得する「sio」や「Hotel's」など8店舗を展開するシズる株式会社の代表でありシェフの鳥羽周作が旅先で出会った食材や人から得たインスピレーションを持ち帰り、リスペクトと共に新しい料理やまた違う形に再構築する、シェフが旅するレストラン『Tabi』を「Hotel’s」（sio 株式会社が運営）にて期間限定でスタートする。

第1弾として旅先に選んだのは「佐賀県」。玄界灘と有明海という個性の違う2つの海に面していることで豊富な魚介類、広大な佐賀平野や脊振山では様々な土壌作物が豊富で、食材の宝庫でもある。さらに有田焼、伊万里焼などに代表される国宝級の器や日常使いも可能な陶磁器も長く愛されており、食の文化度の高い地域だ。そんな佐賀県で出会った地域の誇れる食材をフルコースに組み立てたディナーを9月11日〜9月20日の期間限定で「Hotel’s」（港区北青山3丁目4-3ののあおやま2階）にて提供する。

鳥羽が手がけるレストラン「Hotel’s」は10月1日にオープン1周年を迎える。「架空のホテルのレストラン」をコンセプトにはじまり、どの時間帯でも食事を楽しめる「ホテルのレストラン」から着想を得て、モーニング・ランチ・ ディナーと、訪れるタイミングによって異なるスペシャリテを提供している。
「Hotel’s」の着想がはじまったころより、構想としてあったのが『Tabi』という名の「シェフが旅するレストラン in レストラン」という企画だ。シェフが旅を通して素材や技や知恵、そして何より人との出会いを大切にし、そうして得たインスピレーションを持ち帰り、新しい料理やまた違う形に再構築することで、美味しさだけじゃなく、物語や文化まで含めたコースを作る。そして、それにとどまらず地域と継続的に関係を築いていくことを、この『Tabi』という企画で目指している。ひとつのレストランから、食の世界へのいい変化を起こしていきたいという想いをかたちにする、「Hotel’s」の新しいステージである。
全6日間で15人の佐賀の生産者の方々や食材と出会った。今回は豊富な地域資産をフルに使ったディナーコースを限定で提供、1年以上の構想を経て『Tabi』がついにスタートする。
ぜひこの機会に『Tabi』で佐賀県を旅してみてはいかがだろう。

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【鳥羽周作メッセージ】

「それぞれの地域に様々な魅力を感じていて、大きな可能性を見出している。 今後は、例えば地域食材や食文化を活かしたオリジナルレシピを開発し、地域の飲食店で出せるようにオープンソース化したり、希望者がいれば、僕のお店に地域で頑張っていきたいシェフたちを研修で招き入れたりできればと思っている。 点のお付き合いではなく、線にして、さらに面へ拡がって行くような、地域をじわじわあたためて行くようなそんな継続的なお付き合いができたらなと思っている。」

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【写真】鳥羽周作が地域資産をリスペクトと共に再構築！シェフが旅するレストラン『Tabi』が始動

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