この人カッコいい！
そう思ってしまったのはクリス・ホロビンさんの洒落た着こなしやハンサムな顔つきもあるんですが、さらに印象がよかったことがありまして。
「ホテルショコラ 成城コルティ店」のオープニングイベントで、
スタッフも客も見てないところでひっそりと、客がテーブルに残した食べ残しを片付けていたんですよ！
「きれいにしとかなきゃ」みたいにひとりでテーブルに近寄り、汚れたカップを手でつまんで裏に運ぶという。

最高経営責任者にもいろんなタイプの人がいます。
カリスマ性を売りにする人もいれば、怖い態度でスタッフに緊張感を与えて運営する人もいるでしょう。
ただメディアとして取材に行く立場からすると、役割に上下をつけない現場主義の人につい共感してしまうのです。
とくに飲食業のときは。
客にもスタッフにも気配りできるトップが手掛ける事業を応援したくなります。

そしてファッションの仕事が主軸のわたしはホロビン氏に、
「そのお洒落な靴とジャケットはどのブランドですか？？」
と、ショコラと無関係ないことを尋ねる暴挙に。
彼の答えは、
「洒落てる？ありがとう！靴はOliver Sweenyで、ええと（スマホをいじりながら）日本では取り扱いがなさそう。ジャケットはポール・スミス。ぜんぶイギリスブランドだね、アハハ！」
（意訳）
自国の服小物を身につけてるなんて、さらに好印象。

ホロビンさんの奥さんは日本人。
2018年に日本で展開をはじめたのは世界的に重要なマーケットというだけでなく、奥さんが帰省したときホテルショコラを土産にして皆に喜ばれたから、「日本の多くの人を楽しませたい」という考えに至ったことがきっかけだそう。

今回の日本33店舗目となる成城コルティ店に行き、彼らの物語を舞台裏で知れたのが最大の収穫でした。
それでは続けて、22年6月30日（木）オープンの店の様子をご覧いただきましょう。
夏にぴったりのショコラドリンクがイチ推しメニューです。

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「ビーガンナッツミルク45」は飲むと、「おおっ、豆乳だ！」と感じる健康ムードのフレーバ。
アイス代わりに絹ごし豆腐まで入ってます。
ミルク風味の甘みが強い商品が多いホテルショコラにしては、かなり甘さ控えめでゴクゴクいけちゃう味。

もうひとつのチルド チョックの値段や種類は……、

店内ポップを持ってくれた看板娘。
（意味が違う？）
ありがとうミズサキ。
君がいるとどんなイベントも楽しくなるわ。
（余談）

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品数ありすぎで紹介しきれませんので、このあたりでホテルショコラの記事はおしまい。
小田急線の成城学園前駅に行きにくい人は、都内だと銀座・GINZA SIX店、丸の内・丸ビル店、中目黒店、吉祥寺パルコ店がありますから、お近くに足を運んでみては？

All Photos©KAZUSHI

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