見た瞬間思わずニヤけちゃいましたよ。
小さな香水瓶のド真ん中で、街中の看板のようなLEDメッセージが流れてるんですから!
家電かと思いきや香水という、衝撃の体験。
しかし笑ったすぐその後に、
「これは香水の役割まで変えてしまう、新しいコミュニケーション手段の誕生かもしれない」
と、うならされました。
実験的な素晴らしい試みです。
ふたつの瓶は、モンクレールが初めてローンチした香水「モンクレール プール ファム(Moncler Pour Femme)」と「モンクレール プール オム(Moncler Pour Homme)」。
150mLボトルにバッテリー充電式のLEDメッセージ機能がついてます。
ブルートゥース搭載スマホでアプリに打ち込めば、好きな言葉を横スクロールのスクリーンに流せる仕組み。
日本語対応で、例えば「おにぎりたべたい」とか「きのこのやま たけのこのさと」とかもできる!
映画「ブレードランナー」的な、異文化ミックスサイバー世界なのです。
百聞は一見にしかず、このとき撮った23秒のiPhone動画(音声なし)をご覧くださいませ。
見れば納得の楽しさです。

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香水ボトルとLEDが一体型に見えて、実はセパレート式というアイディアも巧み。
別売りのレフィルがあり、それを入れ替えればLED部分は使い続けられます。
香水を使い切ったらボトルを外して、空いた空間をペン差しにするなど様々な利用法がありそう。
メッセージボードと香水瓶を結びつけたところに、いまの時代を強く感じます。
コロナ禍で家中香水需要が高まり、コスメティックのなかでも香水の売上が好調とよく耳にします。
ただ香水瓶はときに、部屋のどこに置いたらいいのかよくわからなくなるときありませんか?
自室はともかく、リビングに置くのはなんか違う感じがしたり。
カーテンに吹きかけたり、香水はいろいろな使い方ができるのに。
でもこのモンクレールなら家族、または来客へのコミュニケーションツールになります。
リビングはおろか玄関だって、香水を置くベストポジションになり得ます。
香水の付き合い方が劇的に変わるポテンシャルを秘めてるんですね。
たかが香水、されど香水。
そこに目をつけたモンクレール、さすがです。
価格は150mL(LEDスクリーン付き)¥26,400(税込)、150mLリフィル¥19,800(税込)。
オンラインストアでは取り扱いがなく、店頭では並んでいるようですが。
取り急ぎのワクワク体験レポでした!

ファッションレポーター/フォトグラファー
明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。
明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
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