低温熟成がカギ! ご飯泥棒な「絶品明太子」を発見

  • 文:小長谷奈都子
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フィガロジャポン7月号から始まった、新連載「朝から美食遺産」。フリーエディターの小長谷奈都子が、朝食のおかずに最適な逸品を、日本各地からご紹介。

ヤマトバイオレッツの辛子明太子

明太子が好きで、いろいろな会社のものを食べているけれど、お気に入りは福岡の伯母がいつも送ってくれるこの無着色明太子。なめらかな食感の中に粒の存在感を感じられ、上品な旨味とコクがあとをひく。辛味はマイルドなので、朝ごはんにもぴったり。味わいの決め手となる調味液には鰹節や昆布に加え、干しシイタケを使用。この調味液をたっぷりかけて48時間低温熟成させ、まろやかな旨味を引き出しているそう。炊きたてご飯にそのまま乗せたり、少し炙ったり、熱々の出汁をかけてお茶漬けにするのもオススメ。兎にも角にもご飯泥棒な一品。

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辛子明太子(400g)¥1,620

問い合わせ先/ヤマトバイオレッツ 
TEL:092-584-7755
www.yamatobioletz.jp

小長谷奈都子(エディター)

フィガロ編集部を経て、結婚を機に、2012年より京都暮らしをスタート。フリーランスの編集者、時々女将。京都の美味と美意識に魅了される日々。

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※この記事はmadamefigaro.jpからの転載です。