学びながら仕事もする⁉ まったく新しい概念の居住スペース「SOHO 30」とは

  • 文:梶原博子

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近年、ホテルが相次いで開業し、話題のレストラン、コーヒースタンドなどが続々と開店する注目エリア、東京・日本橋に、新しいコミュニティが誕生する。2021年7月21日に馬喰町にオープンする「SOHO30」は、カフェとジム、そして「学び」を提供するインターナショナルアカデミーを併設し、新たな時間の使い方を実現するワンストップ型住居施設だ。

「SOHO 30」の”30”には、「1日=24時間」という概念を覆す意味が込められ、施設内の「暮らし」「仕事」「学び」が、それぞれ境界線なくリンクし合うことで、充実し、多様性のある日々を提供するコミュニティーを目指す。全12階建の建物は、1階は、おむすびと月ごとに世界各地のソウルフードを提供するカフェ「おむすびとせかいのごはん」、2階にミーティングルーム4室と、キッチン付多目的ルーム、ジム、ゲストルーム、3〜12階はミニマルでシックな内装が特徴のSOHOフロアで構成されている。

「SOHO30」の最大の特徴は、スクール施設が併設されている点だ。イタリア発祥の教育プログラム「レッジョ・エミリア・アプローチ」をベースとしたインターナショナルアカデミーの講師陣は外国人が中心で、それぞれ独自のアカデミープログラムを展開。30カ国以上の出身者で構成されるプロフェッサー陣から、50カ国分の国にまつわるリアルな文化的プログラムを学ぶことができる。小学生を対象にしたプログラムでは、語学のほかにも、アートやデザインといった自由な創造性を伸ばすような内容を用意。また、大人のためのプログラムにも、ビジネスに加え、アートやデザイン・ヨガ・メディテーション、音楽、料理など、自身のレベルアップを目指せる画期的な内容を取り揃える。ひとつの施設で、まるで世界中を旅しているかのような文化的な刺激を受けることで、日々のルーティンに新たな視点が生まれるはずだ。

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「SOHO30」の全貌をビジュアルで見る

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日本のソウルフードでもある“おむすび” と、月ごとに世界各地のソウルフードを提供するカフェ「おむすびとせかいのごはん」(9月以降開業予定)。

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モダンでスタイリッシュな『SOHO30』のインテリアデザインは、ジャモアソシエイツが担当。

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2階に併設された清潔感あふれるジム。

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1階に開業予定のインターナショナルアカデミー。ゆくゆくは講師と生徒/ 大人と子供という立ち位置を越えて、新たなビジネスやプロジェクトを作り出すチームとしても機能し、コミュニケーションできる場を積極的に設けていく予定。(来年春よりプログラム展開予定)

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2階のキッチン付き多目的ルーム。

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2階には5室のミーティングルームを配置(うち1室は上のキッチン付き多目的ルーム)。

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3〜12階には暮らすことも利用可能な洗練された全67室のオフィススペースで構成。
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SOHOは、大きく3 種類の間取りがあり、広さはおよそ 15 ㎡~46 ㎡(賃料はおおよそ 10 万~/月)から選べる。

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机、ベッド、テレビ、冷蔵庫、バス・トイレ、IH コンロ、キャビネットなどは基本備え付けられている。

『SOHO30(ソーホーサーティー)』

東京都中央区日本橋富沢町11-19

http://soho30.com/