バーチャルヒューマンimmaと、吉田ユニら13組のアーティストによるグループ展が5月22日より開催!

  • 文:白石菜美

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コンセプトは「なにがリアルで、なにがフェイクなのか?」。バーチャルヒューマンのimmaと国内外で活躍するアーティスト13組によるグループ展「imma天」が開催。

DIESEL ART GALLERYでは、5月22日から9月2日まで、バーチャルヒューマンのimmaと国内外で活躍するアーティスト13組によるグループ展「imma天」を開催する。参加アーティストは、YOSHIROTTEN、河村康輔、吉田ユニ、トキ、Jun Inagawa、KIM SONGHE、Riyoo Kim、Amazing JIRO、岸裕 真、MASAKO.Y、山田晋也、Kanatan、上岡拓也の13組。
ペインティング、ドローイング、グラフィック、デジタルデータ、写真、立体、映像、さまざまな手法で「imma」を題材にした新作を展示。 会場構成やビジュアルディレクションは、アートユニット「skydiving magazine」としても活躍するアーティスト村田実莉が担当する。会場では、展示作品をはじめ、展覧会のためにつくられたポスターやポストカード、Tシャツなどの関連グッズも販売する。「天国」を テーマにしたダイナミックな空間を会場で体感してほしい。

会場構成、ビジュアルディレクションは、アートユニット「skydiving magazine」としても活躍するアーティスト村田実莉が担当。

「なにがリアルで、なにがフェイクなのか?」をコンセプトにしたimma天。現在、私たちの生活では人間同士よりも、バーチャルでの接触が増えている。世界の出来事はニュースで見て、他人の考えをSNSで読む。目の前の証拠より、ネットの情報が真実と捉えられることも増え、「フェイクニュース」という新たな言葉も生まれた。
人々は日々、なにをリアルと感じて、なにをフェイクと捉えているのだろう。バーチャルの世界で起きたことを人は「リアル」と認識し始めているのではないか。太古からリアルと存在しないものの境界線は曖昧だった。ラスコーの洞窟に描かた動物たち、アニミズムから生まれる偶像崇拝、色とりどりの絵画、遺影写真、運転免許証、ツイッターのアイコン、そしてimma。 情報にあふれ返った現代では、人々が真実と思えるものが異なってきている。真実というものは、それぞれが「信じられるものこそ真実」なのである。


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imma天

会期:2021年5月22日~9月2日
会場:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti DIESEL SHIBUYA B1F  DIESEL ART GALLERY
TEL:03-6427-5955
開館時間:11時30分~20時
入場料:無料
www.diesel.co.jp/art

※開催日時・内容などが変更となる場合があります。事前の確認をお薦めします。