
『新型コロナウイルスを乗り越えた、韓国・大邱市民たちの記録』 申重鉉 編 CUON編集部 訳クオン ¥1,650(税込)
【Penが選んだ、今月の読むべき1冊】
韓国第3の都市、大邱(テグ)で今年2月、新型コロナウイルスのクラスターが発生。感染は瞬く間に広がった。本書はこの危機を経験した市民51人の体験記をまとめたもので、韓国で4月20日に刊行。邦訳がPDF版で5月4日に緊急出版された。医療従事者にコーヒーを届けるカフェ店主やオンラインに切り替えた読書サークルなど、ひと足先に沈静化した韓国でのそれぞれの取り組みが見えてくる。