突拍子もない解決法が楽しい、科学を使ったハウツー本。

  • 文:今泉愛子
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『ハウ・トゥー バカバカしくて役に立たない暮らしの科学』ランドール・マンロー 著 吉田三知世 訳 早川書房 ¥1,760(税込)

【Penが選んだ、今月の読むべき1冊】

川を渡るにはどうすればいいのか。引っ越しや電気の調達、プールでのパーティにはどんなやり方があるだろうか。本書は、すぐに役立つアイデアを紹介するわけではない。むしろ逆だ。高くジャンプするためには、グライダーふうのウエアを自作し、アルゼンチンの山をジャンプ台にして成層圏の風に乗れば、1万5000mまで飛べると図示して解説。科学的思考を膨らませ、およそ実現不可能な方法にたどり着くプロセスがなんとも愉快だ。


韓国を代表する歴史小説家が、カトリック迫害の100年に迫る。
「好き」の奥にあるものは? その距離を推し量る。
主人公の成長と怪奇現象とを、見事に組み合わせた冒険譚。