いま大阪で泊まりたい、美しいデザインのライフスタイルホテル3軒。

  • 文:脇本暁子

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訪れる外国人観光客は世界でもトップの伸び率の大阪。2025年の大阪万博に向け、新しいホテルが続々と登場しています。なかでも注目なのは、滞在そのものが旅の目的になるような、デザイン性の高いライフスタイルホテル。休暇中に旅先で仕事をする‟ワーケーション”に適していたり、ゲストの社交場が多数あったりと、個性豊かな3軒を紹介します。


【hotel it. osaka shinmachi】繊維問屋が起源のオリジナルテキスタイルが魅力。

自宅のリビングのように寛げるラウンジスペース。植栽は、ランドスケープデザインなど行う神戸のirodorimidoriが手がけました。

大阪の西区新町に誕生した「hotel it. osaka shinmachi」。1934年創業の繊維問屋・河野商店を前身とする、東ビルエンタープライズが手がけたライフスタイルホテルです。“街と人と歴史を紡ぐホテル”をテーマに、オリジナルのタータンチェックのテキスタイルが、内装をはじめクッションやベッドヘッド、エレベーターなどいたるところに使われています。

リビングルームと呼ばれるロビーフロアでは、宿泊客はもちろん一般の人も利用できるバーやコワーキングスペースも完備。ホテルでは世界初となる3Dサラウンドと超音波技術のハイレベルなサウンドシステムを導入し、屋内でありながら自然の中にいるような心地よい音で癒やされます。薪窯があるレストラン「it.oven」では、ピッツァや稀少な大阪産のなにわ黒牛、有機野菜の窯焼き料理が人気。朝食にもこだわっており、薪窯でローストしたオリジナルのグラノーラや毎朝できたての自家製ヨーグルトなどがブッフェスタイルで味わえます。週末にはDJイベントなどが開催され、宿泊ゲストや地元の人にもサードプレイスな場として注目を集めています。

高機能綿糸を使ったオリジナルのタータンチェック柄テキスタイル「it. tartan」が印象的なインテリア。宿泊客は、そのテキスタイルを使ったオリジナルのトラベルポーチ(アメニティ入り)を持ち帰ることができます。

週末にはDJイベントで賑わうバーラウンジ。多彩な糸で紡がれたアートランプは、刺繍アーティストのMANA MORIMOTOによるもの。

大阪メトロ長堀鶴見緑地線・千日前線「西長堀駅」から徒歩2分。京セラドーム大阪にもアクセスがよい。

大阪府大阪市西区新町4-6-20
TEL:06-6539-1110
部屋数:160室
料金:スーペリアダブル¥8,500~、スーペリアツイン¥11,000~(税別・1名利用 シーズンにより変動)
https://hotelit.jp

【ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜】 仕事に休暇に、自由なステイをとことん楽しむ。

フロアごとに、部屋の色調はグリーン、イエロー、グレーと異なる。写真の部屋はグリーン。ベッドはシモンズ社のもの。

ロイヤルパークホテルズがミレニアル世代をターゲットとした新ブランド「CANVAS(キャンバス)」が大阪に初進出。クラシカルな歴史的建造物が立ち並ぶビジネス街・北浜に位置しています。堂島川と土佐堀川に挟まれた中之島公園も徒歩圏内、梅田や難波にも近い便利なロケーションです。ホテルから徒歩約1分の場所にある“ライオン橋”の愛称で親しまれている難波橋にちなみ、ホテルのさまざまな場所にライオンのモチーフが。2階~12階の客室は、フロアごとにグリーン、イエロー、グレーを基調とした内装で、スタイリッシュで落ち着く空間です。

2階のラウンジでは、大阪の心斎橋焙煎所で焙煎した産地の異なる3種類のスペシャリティコーヒーの豆を常備。宿泊ゲスト自らハンドドリップをしたり、豆をブレンドしたりと自分好みのコーヒーを楽しめます。朝食は、好みの野菜をのせられるサラダトーストやスープなど、ブッフェスタイルで提供。週末にはDJイベントや地元の企業や団体とコラボしたイベントを開催し、観光では味わえないステイを楽しむことができます。

約190㎡のCANVASラウンジはワークスペースに最適。‟ワーケーション”を存分に楽しめます。自分で淹れるスペシャリティコーヒーは宿泊者は滞在中はいつでも、外来でも500円(税込)で飲み放題(朝食6時30分~10時 カフェ&バー10時~24時(23時L.O.)。

大阪メトロ堺筋線・京阪電車北浜駅に直結しているホテルのエントランスにも、北浜を象徴しているライオン橋をモチーフとした絵が飾られています。

大阪府大阪市中央区北浜1-9-8
TEL:06-6220-1111
FAX:06-6220-1113
部屋数:239室
1室料金:スタンダードツイン 1名利用時¥10,700~、2名利用時¥12,300〜(税込・サービス料・大阪府宿泊税込)
www.the-royalpark.jp/canvas/osakakitahama

【THE LIVELY 大阪本町】 感性を刺激する、多彩な大人の社交場。

堺筋本町駅から徒歩1分と好立地。梅田にも難波にも近く、ビジネスの中心地でもある本町エリアの新たなナイトスポットとなっています。

ソーシャルアパートメントなど新しい居住スタイルを次々と生み出しているグローバルエージェンツが、新築ホテルとしては初となる「THE LIVELY(ザ ライブリー)」を大阪本町エリアにオープン。その特徴は、宿泊ゲストが思い思いの滞在を可能にする7つの多彩なパブリックスペースを擁すること。8時から23時まで営業しているデリカテッセン「THE LIVELY KITCHEN」や最上階のバー、ルーフトップテラス、アイランド型チェックインカウンター、ビリヤードができるロビーラウンジなど、館内のいたるところに人が集まる仕掛けが用意されています。「THE LIVELY KITCHEN」では、宿泊ゲストに17時30分から18時30分までの時間限定で、無料でビールのサービスも行っています。

スタンダードダブルルームは、コンパクトな空間ながら両面鏡や収納自在な壁面のパイプラックなど、機能と動線に工夫があり、ベッドはサータ社製のマットレスを導入。通常の1.5倍もある30cm厚のポケットコイルマットレスとトップにジェルフォームを組み合わせ、包み込まれるような快適な寝心地を実現しています。人とつながることで、大阪の魅力を知り尽くす。まさに旅の醍醐味を味わえるホテルです。

スーペリアツイン(25㎡)。客室と洗面所はカーテンでの仕切りにより空間に広がりが生まれる。

分子構造をイメージした照明や、グリッドデザインの床照明などサイエンスアートを連想させるデザインの2階ロビーラウンジ。自然と人が集まる溜まり場を演出し、国籍も職種もさまざまなゲストの社交場となっています。

大阪市中央区南本町1-5-11
TEL:06-6484-8644
部屋数:174室
料金:スタンダードダブル¥12,000〜(シーズンにより変動)
www.the-lively.com/osaka


いま大阪で泊まりたい、美しいデザインのライフスタイルホテル3軒。

  • 文:脇本暁子

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