キッズフレンドリーなデザインで創造性を刺激する、バルミューダの新作デスクライトがお目見えです。

  • 文:岩崎香央理

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「バルミューダ ザ・ライト」は、このブランドらしい端正な佇まい。インテリアを引き締めるアクセントにもなってくれます。

子どもの机の上には、小さいけれども無限の宇宙が広がっています。絵を描いたり、迷路を描いたり、手紙、折り紙、自作の漫画……。空想と現実を行ったり来たりしながら、子どもたちは夢中になって、さまざまなアートを机の上からつくり出します。さっきまで飛び跳ねていた子も、ひとたび座って集中し始めると、だんだん背中が丸くなって首は下がり、自分の頭の影で手元が暗いのをものともせず、目を近づけて細かい作業。これでは、視力の低下が心配です。

NHKの連続テレビ小説『半分、青い。』で扇風機の開発ストーリーが取り上げられて話題となった、家電メーカーの革命児「バルミューダ」。2人の子どもの父親でもある代表の寺尾玄が企画し、研究を重ねて開発したのが、独自の光拡散技術と太陽光LEDを搭載した「バルミューダ ザ・ライト」です。

子どもが前かがみになっても手元が暗くならない光を探してたどり着いたのは、なんと医療現場。無影灯とも呼ばれる手術灯からヒントを得て、離れた場所から広く照らし、影をつくらない光源を実現しました。また、美術館の照明にも使われる太陽光LEDを採用。自然界の光の波長に近く、本来の色を正確に表すため、子どもの色彩表現を豊かに育むとともに、目に負担をかけない優しい光をつくり出してくれるのです。

そうしたハイテクノロジーを搭載しながら、デザインはシンプル。操作もわかりやすい上に、照度を調節するつまみの操作音がピアノの音だったり、ツールボックスを下からライトアップできたりと、ポップな仕掛けも。付属のステッカーをぺたぺた貼ってカスタマイズできるなど、キッズの創造性をかき立ててくれます。願わくば、これで勉強も、そして大人なら仕事もはかどってくれたらいいのに……(笑)。そんな期待も込めて、ぜひともチェックしてみてください。

医療用の手術灯をヒントに、子どもの目を守る「フォワードビームテクノロジー」という技術を、手術灯で国内シェア・ナンバーワンの山田医療照明と共同開発。

本体に貼って自分だけのカスタマイズができる、専用ステッカーが4シート付属。「90%をデザインしたから、残りの10%は子どもたちの手にゆだねたい」という同社の粋なメッセージが込められています。

「バルミューダ ザ・ライト」¥39,960(税込)。標準姿勢時のサイズはW19.1×D26.4×H46.3cm。消費電力は全灯時14W、消灯時0.1W以下。カラーはブラックとホワイト。小物類は商品に含まれません。ホームページにて予約受付中。

こちらはホワイト。スタイリッシュなデザインは、大人の部屋にも馴染みます。

バルミューダ
www.balmuda.com

※2018年10月下旬より発売予定。「BALMUDA The Kitchen 松屋銀座店」では現在、先行展示中。「BALMUDA Store in Nagoya」(ジェイアール名古屋タカシマヤ9階)では9月19日〜25日、「JINS 渋谷店」では10月8日〜14日に特別展示を開催します。詳しくは上記のサイトで。