この秋冬、SF映画の金字塔といわれる作品の公開ラッシュが続きます。『エイリアン:コヴェナント』『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』『ブレードランナー2049』そして『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』……。一方、小説界でもSFの秀作が邦訳・書き下ろし問わず次々と刊行中です。そんないま、Penは「SFの面白さを、あらためて伝えたい!」と、映画・小説・マンガの3つにジャンルで、名作から最新作までを網羅した大特集を組みました。
映画では、大注目作『ブレードランナー2049』のライアン・ゴズリング、ハリソン・フォードとドゥニ・ヴィルヌーヴ監督にインタビュー。『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』でも、主役の猿を演じたアンディ・サーキスに貴重なインタビューを行い、これまでのシリーズも一挙におさらいしています。ほかにも、やっぱり怖い『エイリアン:コヴェナント』や、SF映画で大事な仕事、「科学考証」についてレポートしています。
小説ではまず、日本SF作家クラブ会長の藤井太洋さんが、お薦め作品をピックアップ。ショートショートの名手、星 新一の偉業に迫り、現代SF文学界でロックスター的存在と言えるケン・リュウに独占インタビューにも成功しました。さらに、新作『ゲームの王国』が話題の作家、小川 哲の特別書き下ろし小説も必見です。
さらにマンガ界も話題満載。2017年日本SF大賞受賞作『WOMBS(ウームズ)』の作者・白井弓子へのインタビュー。そして日本のSFマンガ70年の歴史を、昭和から現代までの世相と重ねて図表で解説。日本人が初めて出合うSFとして、『ドラえもん』の功績もまとめました。
知的エンターテインメントの世界にじっくりはまる総力特集。想像力を膨らませて楽しんでください!