小さなガラスのドームのなかにパウダー状の雪が舞うスノードーム、この時期になるとよく見かけますよね。発祥は1878年のパリ万博だとか諸説あるようですが、世界中で熱烈なコレクターも存在するアイテムです。このスノードームをテーマに、石川県在住の工芸作家たちが作品を展示する「工芸スノードーム」が12月30日まで石川県立伝統産業工芸館で開催中です。金沢の今を代表する25人の作家が手がけた人形や植物などを球体内に閉じ込めた約60点のスノードームや海外の珍しいコレクション約40点を展示。これらの工芸スノードームは買うこともできます。さらにハイメ・アジョンともコラボレーションしている九谷焼窯元の上出長右衛門窯の盃に使われている猫や犬、一閑人やスズキサトのユーモラスな表情の動物の陶製の置物を使って、自分だけのオリジナルのスノードームが作れるワークショップも随時開催しています。12月23日から25日には手作りドームで見るプラネタリウム&3D映像も登場です。唯一無二のスノードームを愛でに、冬の金沢へ訪れてみませんか?(脇本暁子)
「工芸スノードーム」
開催期間:11月18日(金)~12月30日(金)
開催場所:石川県立伝統産業工芸館
石川県金沢市兼六町1-1
TEL:076-262-2020
休館日:木曜日
開館時間:9時~17時(最終日は16時まで)
料金:18歳以上¥260、17歳以下¥100、6歳未満は無料
※1階は無料(1Fショップでは雪にまつわる工芸品や本が購入可)
2階は有料(工芸スノードームのほか雪にまつわる工芸品や映像の展示)
http://www.ishikawa-densankan.jp/program/news/2016/11/002937.html
http://otomekanazawa.jugem.jp/?eid=459