「クリストフル」といえば、世界各国どこに行っても、憧れのレストランで使われているシルバーウェアブランドです。1830年に創業し、ルイ・フィリップからフランス王室御用達に認定され、ナポレオン三世に愛されたクリストフルは、現代では各国の大使館で使用され、名門といわれる場所のテーブルにあるもの、なのです。

日本でも当然愛されており、9月16日には青山本店がリニューアルオープンしたばかり。LEDを駆使した光のディスプレイ、ブランドの象徴であるヘキサゴンのシェイプと、そして品よく輝くシルバーウェアが並ぶ、日本での旗艦店にふさわしい場所となりました。

そして、このオープンと同時にリリースされたカトラリーセットが注目です。「ORIGINE」と名付けられたシルバーのシンプルな円柱。ふたをはずすと中にはテーブルスプーン、テーブルフォーク、テーブルナイフ、コーヒースプーンが各6本、ぴったりと納められています。鏡面仕上げで美しく輝くボックスは、テーブルにポンと置くだけでその場が特別なものになり、けれどもカジュアルにカトラリーを使うことができます。

さらに、青山本店のリニューアルを記念して作られた卵型の「MOOD Precius」にも注目です。以前発表された「MOOD by Christofle」のピンクゴールドバージョンで、優しい色合いの「たまご」を開くと、やはりカトラリーのセットが納められています。シルバーのテーブルスプーン、フォーク、ナイフ、そしてピンクゴールドコーティングのコーヒースプーンに、特別感を感じずにはいられません。

クリストフルのカトラリーを手に入れたとして、もったいないとしまい込むのは本当につまらないこと。日々の食事に使い、ていねいに手入れをしていくことで、クリストフルはますます手に馴染み、美しくなります。もしかしたら子どもや孫にも伝えることだってできるかもしれません。そんなふうに、日常に一流品を使いたいならば、このクリストフルのセットはベストチョイスといえます。

そんな素敵なテーブルライフはフォーク1本からでも。まずは新しくなった青山本店をのぞいてみる。それが始まりになりそうです。（北條芽以）