この夏、野外やイベントでクラフトビールを愉しんだ方も多いのではないでしょうか。

キリンビールのクラフトマンシップあふれる「グランドキリン」。季節ごとに発売される限定醸造シリーズも人気ですが、秋の夜長にぴったりの「十六夜の月（イザヨイノツキ）」が今年も９月13日から全国で発売されます。

昨年もグレープフルーツのような香りと爽やかな苦味が大好評でしたが、今年はアメリカ産の希少ホップ「カリプソ」を使ったIPA（インディア・ペール・エール）スタイルで再登場。独自の「ディップホップ製法」でホップを通常の仕込み段階での使用に加え、さらに発酵過程でも漬け込んで甘く熟した果実と柑橘の爽やかな香りが調和したフルーティな香りと上質な苦みを引き出した秀逸なビールです。

本家の「グランドキリン」は、今春パッケージデザインがリニューアルされ、以前からのドイツ産ヘルスブルッカーホップに加えて希少なニュージーランド産ネルソンソーヴィンホップを一部採用し、白ぶどうや柑橘系を思わせる華やかな香りの余韻と引き締まった苦味と味わいもさらに進化したIPL（インディア・ペール・ラガー）スタイルです。

これまで「グランドキリン」はコンビニエンスストア限定での販売でしたが、９月13日からは全国のスーパーやネット通販でも買えるようになり、より手軽に愉しめるようになります。十六夜の月とは、ためらうようにゆっくりと昇る月のこと。今年は９月16日に昇るその月を見ながら、ビールをゆったり味わうのはいかがでしょうか。（脇本暁子）