ピークが過ぎ、次第に翳りが見えてきた夏。まだまだ暑い日が続きますが、8月も後半となり少しずつ秋の面影が現れつつあります。カンカン照りの太陽にさらされた夏の肌は、流れでる汗と戦う季節もまもなく終わり、次は天敵、乾燥の季節が近づいてきます。
ところで、男性の肌は一般的に、皮脂の分泌量が多く、かつ水分量が少ないと言われているのをご存じですか。つまり表面はテカり、ベタつきやすく、内部では乾燥しているという負の要素が共存しているというわけです。外気の湿度が下がれば当然、肌の乾燥は進行していきますよね。
ラボ シリーズは、まだ男性化粧品が浸透していなかった2006年に男性向けトリートメント化粧水として「ウオーター ローション」を導入。それが新しい市場を築くきっかけとなりました。そこから10年が経過、百貨店での売上もつねに上位をキープし、来年はラボ シリーズ誕生から30年というアニバーサリーイヤーを迎えます。それを記念する第一弾として、今回紹介するウオーター ローション REは登場します。
この10年の間で男性化粧品に対するニーズは増加傾向にありました。身だしなみの一環として受け入れられ若者を中心に利用者が増え、市場は段々と拡大しつつあります。とは言えやはり、男性は女性に比べ化粧品に対する感度が低く、スキンケアが面倒だと思っている人が多いのも事実。幅広い層の男性に使用を習慣にしてもらうためには、化粧品をより気軽で身近な存在にする必要があります。そして、それこそウオーター ローション REを通してラボ シリーズが目指すところなのです。
従来の化粧水を超えた、一石二鳥の機能。
ウオーター ローション REの最大の特徴は、ハイドラ2G テクノロジーと呼ばれる新しい技術を採用した点。これは、ガラクトアラビナンやグリセリンなどといった保湿成分を内包し、肌に塗るとその周辺や肌の内部、後から塗布する製品の水分を磁石のように引きつけて結合するというもの。簡単に言うと、塗った直後だけでなく、その後も潤いをキープしてくれるということなのです。先述の通り、男性の肌は皮脂によってガードされているような状態のため、ただ、表面にペタペタと水分を与えたとしてもあまり効果があるとは言えません。
その他、洗顔で取りきれなかった肌表面の汚れや皮脂、くすみ、角質を取り除いてくれるなど、従来の化粧水を超えた一石二鳥の機能をもっています。オフィスに1本置いて、いつでもケアできると、より肌は乾燥知らずになるでしょう。
使い方はごく一般的。洗顔・シェービングをした後、ウオーター ローション REをコットン、あるいは手のひらに取り、顔全体から首筋にかけてパッティングするように馴染ませていきます。ほのかに漂ってくる香りは非常に爽やかで、塗り終るとさっぱりとしたフレッシュな感触へと肌が生まれ変わっていることがすぐに分かります。
今回のテストは軽い洗顔後に行ったのですが、塗布したコットンと未使用のコットンを見比べてみるとやや黒ずんでいる……。スキンケアの必要性を痛感した結果になりました。
化粧水とは肌に潤いを保つためのもの。その定義から1ランク上に到達したウオーター ローション REは、より効果的かつ簡単に肌の健やかさを保ってくれます。男性の肌一筋に化粧品の研究、開発を続けてきたラボ シリーズは、メンズスキンケアの次なるステージへと誘ってくれるでしょう。(写真・文 大隅祐輔)
問い合わせ先/ラボ シリーズ
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http://www.labseries.jp