「ヴァレンティノ」が待望のフラッグシップストアを東京にオープン！　イタリアを代表するブランドのひとつであり、パリでオートクチュールを発表するメゾンのひとつでもある「ヴァレンティノ」。近年、マリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリのふたりがクリエイティブ・ディレクターに就任して以来、モードの最前線での輝きを取り戻し、メンズ、レディスともに高い人気を誇っているブランドです。

日本ではこれまでも百貨店などで展開されていましたが、コレクションの全貌を堪能できる店舗はありませんでした。まさに待望といえるこの旗艦店が収まるのは、開業10周年を迎え大規模リニューアルを行っている、ご存じ表参道ヒルズです。

ご覧の通りモダンな空間を手がけたのは、英国人建築家のデイヴィッド・チッパーフィールド。安藤忠雄による表参道ヒルズの建物と呼応するソリッドさ、クールさをもちながらも、イタリアから運びこんだ大理石やテラゾーを配し、上質さや優雅さを上品に漂わせています。

467㎡の総面積を誇るフロアの構成は１階がレディス、２階がメンズです。レディスのフロアではレディトゥウェアはもちろん、スタッズをちりばめたシューズやバッグのコレクションが魅力をふりまいています。

注目しておきたいのは、熊本地震の被災者を支援するためのプロジェクト。日本の帆布を用い、ブランドのアイコンであるスタッズをさりげなくあしらったキャンバストートバッグは、価格は￥15,000（税抜き）で、売上は全額が寄付されるそうです。

気になるメンズコレクションは、オープン時には2016プレフォールコレクションをおもに展開。さらにこの６月にスタートした、トレンチコートやホワイトシャツなど12のタイムレスなアイテムをやはりスタッズで飾ったカプセルコレクション「ヴァレンティノ ロックスタッズ アンタイトルド」もフルラインナップが揃っています。

ストアの正式オープンは、2016年 7月2日（土）11時。待ちわびた旗艦店で、ファッション好きを虜にしている「ヴァレンティノ」ワールドをぜひご堪能ください！（ Pen編集部）