2009年にNYで始まったイベント“THE POP UP FLEA”は、こだわりのあるスモールブランドが集合するフリーマーケット。つくり手に直接会って話を聞き、愛着を持って長く使えるものを吟味する、最良のショッピングが体験できます。そのスタイルが話題となり、現在はNY最大のポップアップイベントに成長。LAやオースティンにも拡大する人気イベントとなっています。

東京では2回目の開催となる今回、4月8日～10日の3日間、原宿BANK GALLERYに日米のショップが集結します。元ジャック・スペードのデザイナーがニュージャージーの工場で生産する“ALEX CRANE”、ハンドクラフトの皮革小物“BISON MADE”、セルビッジ／ローデニムの“TELLASON”、ポートランド発のアウトドアブランド“POLER”、クラシカルなテイストを持つバッグブランド“WOOD & FAULK”等、アメリカらしいものづくりを見直すブランドが参加し、デザイナーも来日予定です。

日本からは、海外での人気も高い“BUDDY SHOES”、トラディショナルなデザインを甦らせた福井県鯖江発の眼鏡ブランド“BOSTON CLUB”、東京の下町、千駄木からフォークロアテイストのアイテムを展開する“CHUP”、岡山デニムを中心とした味わいのあるデニムブランド“FDMTL”等、“MADE IN JAPAN”のものづくりを重視するブランドが出展します。また、期間中アウトドアブランド“CHUMS”によるWORK SHOPと、同ブランドのここでしか手に入らないMADE IN USA限定アイテムも販売されます。さらには、池尻大橋のコーヒーショップ「GOOD PEOPLE & GOOD COFFEE」も出店。

素材や生産ラインにこだわって、自分たちの手でものづくりを始めた注目のメイカーに出会えるイベントになりそうです。（佐藤千紗）