スロードリップ専用のコーヒー器具、カリフォルニア発の『ブルーアー』を試してみた!

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    カリフォルニアから上陸、2月発売予定の「ブルーアー」

    ハンドドリップでていねいに淹れられたコーヒーを楽しむ、サードウェーブと呼ばれるスタイルがメインストリームとなりつつあります。この潮流が広がるにつれ、一般の人でも良質なコーヒー豆を気軽に購入できるようになりました。
    自宅でもコーヒーを淹れているという方が多くいるかと思いますが、実はハンドドリップはなかなか難しいものなのです。お湯の温度、蒸らし方、抽出時間等、それぞれの工程を正確に行わないと豆本来の味は引き出せず、むしろ壊してしまうこともあるんです。

    1滴1滴ゆっくり抽出するドリップ方式。ゆたかな風味を楽しめます。

    そこでいま、特別な技術がなくてもおいしくできる水出しコーヒーが欧米を中心に人気となっています。コーヒー独特の苦味やえぐみを無くすために滴る水でじっくりと抽出を行う“スロードリップ”とも呼ばれる淹れ方は古くにオランダで考案され、世界中に普及していきました。昨今ではコンパクトな水出しコーヒーメーカーが日本でも数多く販売されていますが、今回はアメリカのクラウドファンディングサイト、Kickstarterで3000人もの支援を集め商品化されたカリフォルニア生まれのbruer(ブルーアー)を試してみました。

    多くの支持を集めるbruer、気になる味は?

    まず本体上部に60gのコーヒー粉を入れます。計りがない場合は側面にある白いラインに従えばOK。

    気になるその味を確かめてみます。今回は約半日かけてゆっくりとドリップをしてみました。まず感じられるのは口当たりのやわらかさ。味はしっかりとしているけれども、のどごしは爽やかで、飲み込んだ後には甘い香りが鼻腔に広がっていきます。熱湯を使った抽出の場合、カフェインと渋み成分であるタンニンが多く流出されてしまい刺激が強い味になってしまうのですが、水出しだとコーヒーがもつ甘みとコク、香りを逃がさず抽出液に閉じ込めることができるため、クリアかつ深い味わいに仕上がるそうです。

    コーヒー粉を入れたら専用のペーパーフィルターを被せます。

    ハンドドリップでコーヒー豆を蒸らすように少々の水でフィルターとコーヒー粉を濡らし、バルブを押し込んでソケット部分を密閉します。ソケットを密閉したら680ccの氷水(水だけでもOK)を注ぎ入れます。

    水を注ぎ入れたところの中央にあるステンレススチールバルブをひねりドリップの速度を調整し(右に回すと速くなります)、お好みの濃さにすれば準備は完了。水が滴ってきてコーヒーが抽出されていきますので、あとは3~12時間置いておくだけです。

    ここまでは水出しコーヒーのよさを紹介しました。では、どうしてbruerが多くの人からの支持を得たのでしょうか。
    その理由はまずデザインにあると考えられます。bruerを立ち上げたゲイブ・ハーツさんとアンディ・クラークさんは、ともにプロダクトデザインを学んだ経歴の持ち主。本体が収められている円柱型のケース、くびれた美しいシルエットは高いデザイン性を感じさせ、キッチン周りに置いていても違和感を覚えることがないのです。
    コーヒー本来の味を気軽に堪能できて、洗練されたデザインももっているbruer。次なるコーヒートレンドの柱となるかもしれません。(写真・文 大隅祐輔)

    シンプルな部品で、片づけも楽。シリコン素材の蓋はボトルにはめて、保存用としても使えます。

    これからの季節、おいしい水出しコーヒーが自宅で楽しめそうです。

    bruer

    問い合わせ先/クロンティップ
    TEL:03-5988-7225
    予価¥15,500(箱入り)
    www.bruer.co/
    www.recocochi.com/fs/recocochi/05/BRR001

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