ネットやアプリなどの発達で液晶画面を介した会話が増え、対面での会話に苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか。パーティーや合コンなどで、話があまりにも盛り上がらず、気まずい思いをしたことが一度はあるはず。
そんな問題意識から、書店には「話し方」や「会話術」の本が多数置かれたり、講演やセミナーも頻繁に行われています。しかし、これらはすべて「積極的に話しかける」タイプのものばかり。リアルな対話に慣れない、とくにデジタルネイティブな世代には非常にハードルが高いのだそう。
この本では、相手に話しかけさせるために知っておきたい「『無言』か『ひと言』のみで会話を盛り上げる」方法が事細かに書かれています。
ただし話が上手くなるのが目的ではありません。「相手から好かれる」ことが最終目的とするのがこの本の特徴。
ネットでもリアルでも円満な関係を築くために必要なコミュニケーションスキルとも言えるかもしれません。(Pen編集部)
『話しかけなくていい! 会話術』
ISBN978-4-484-16201-0
定価:本体1,400円
(CCCメディアハウス)