チョコレート新潮流! 体験型ショップ「グリーン ビーン・トゥ・バー チョコレート」が誕生。

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    ビーン・トゥ・バー チョコレートは全11種類。1つのチョコレートが完成するまでに要する時間は、平均1ヶ月、長いものでは3カ月を越えるものもあるほど。

    “ビーン・トゥ・バー チョコレート”をご存知ですか? 世界中から良質なカカオ豆を選び抜いて仕入れ、自社工房で豆からチョコレートができるまでの全工程を手作業で行う、チョコレートの新たなムーブメントです。アメリカ発祥で、ヨーロッパにも広く浸透。日本でもここ数年で、続々とショップが増えてきました。

    目黒川沿いにオープンした「green bean to bar chocolate(グリーン ビーン・トゥ・バー チョコレート)」は、国際的に活躍するチョコレート鑑定家のクロエ・ドゥートレ・ルーセルがアドバイザーを務める専門店。さらに、ベネズエラカカオ大使であり自身のカカオショップなども持つシェフのマリア・フェルナンダ・ディ・ジャコブや、フランス出身のパティシエでありチョコレートメーカーでもあるマッチュー・パンソンなどチョコレートのパイオニアが集結しています。

    ラボには、日本に数台しかない特殊な機械を設置。市販品がないため、スタッフのハンドメイドによる機械もあります。ガラス張りで、チョコレートの製造工程を見学できるのも嬉しいところ。基本材料は「カカオ豆と砂糖のみ」で、マダガスカル、コロンビア、ベトナム、ホンジュラス、ブラジル原産の厳選カカオ豆だけを使用。市場を占める従来の製品とは異なり、カカオ豆と砂糖のみを基本材料とし、タブレット、ボンボンショコラ、チョコレート・ニブスなどを販売します。5カ国それぞれをイメージした和柄のパッケージもとても印象的。

    さらに、ショップとしての機能だけでなく、カカオ豆からチョコレート製品になるまでの過程“bean to bar”を学ぶことができるワークショップや、テイスティング、ワインとのペアリング講座なども開催。子どもからプロまでが、幅広く楽しめるプログラムを展開する予定です。「ぜひご家庭でも、小さなお子様のために良質なチョコレートを食べる習慣を取り入れていただけたら嬉しいです。多くの人に、チョコレートの価値を伝えていきたいですね」と語るクロエさん。

    代表の安達さんは「ハイクオリティで純粋なチョコレートによって、カカオの生産者から、製造する職人、購入する食べ手まで、皆がハッピーになれるショップとしての役割も担っていきたいですね」と、語ってくれました。五感で楽しむチョコレートの新しいカタチ、ぜひ体感してみてください。(外川ゆい)

    「日本から新たな素晴らしい発想やアイテムを発信していきたい」という想いから、チョコレートのパッケージに和紙を使用。

    こちらはイートインスペース。カカオの産地が壁面のマップに描かれています。ここからラボの中が見えます。

    店内にはチョコレート製品と合わせて、コーヒーやチョコレートドリンク、ワイン、話題のカカオニブスなど、“チョコレートの全部”が詰まっています。

    店舗は、目黒川沿いの気持ちのいい場所に立地。

    green bean to bar chocolate 
    グリーン ビーン・トゥ・バー チョコレート

    東京都目黒区青葉台2-16-11
    TEL:03-5728-6420
    営業時間:11時~21時
    定休日:水曜
    www.greenchocolate.jp/