光のドットが無限に続く空間では、世にも美しい魚たちが光の中を泳ぎ、別の場所では動物たちが自由に行き交い、猛獣が水へとダイブする光景に遭遇するかもしれない―。まるでおとぎ話のような世界が、11月19日大阪に誕生します。
大阪の万博記念公園に隣接する「EXPOCITY」内にこの度オープンする「NIFREL(ニフレル)」は、水族館であり動物園であり、美術館。「感性にふれる」をコンセプトに、は虫類、両生類などの水辺の生き物、さらには陸上のほ乳類や鳥類まで、合計150種、約2,000点もの生き物が展示される予定です。「いろ」「わざ」「すがた」「ワンダーモーメンツ」「みずべ」「うごき」「つながり」という7つのゾーンでは、生き物の個性が際立つ展示や光のシャワーが降りそそぐアート体験ができる空間に動物たちが自由に動き回ったりできる空間も用意されています。見たことの無い光景と、人間と動物の距離が近い新体験ゾーンで、私たちは生き物の魔法の世界へと引き込まれていく……、まさにここは生きているミュージアム。
ここでは飼育員ではなく“キュレーター”たちが、生き物の世話をし、私たちに楽しみ方を教えてくれます。ここで出会うことができるのは、目を見張る動物たちの驚きの光景だけでなく、生物の多様性や生き方を知ることで見えてくる、しいては地球そのもの、人間という自分自身なのかもしれません。
施設内には、オリジナルグッズのスーヴェニアショップ、イートインができるカフェなどもそろい、充実した一日を過ごせそう。(須賀美季)
「NIFREL(ニフレル)」
大阪府吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内
営業時間:10時〜20時(最終入館は19時)
無休 ※年に1回、点検のための臨時休業あり
入館料:大人¥1,900、小・中学生¥1,000、幼児(3歳以上)¥600
問い合わせ先/ニフレルインフォメーションTEL: 0570-022060
http://www.nifrel.jp