1962年にイタリアで設立された照明の国際企業、フロス。フィリップ・スタルクなど、デザイン史に残る数々の名作を世に生み出してきました。そのスタイリッシュで機能的な照明ブランドより、ミラノサローネでも話題をさらった2作品の展示会が、本日より大阪中之島バンクスにて開催します。
ひとつは、フロスを代表するイタリアデザインの巨匠、アッキーレ・カスティリオーニの名作「Parentesi」をコンスタンティン・グルチッチが現代的にリデザインした「OK」。天井から床を垂直につなぐワイヤーを円盤状の光源がスライドするという仕組みは、不朽の名作に革新的な息を吹き込みました。
そしてもうひとつは、近年数々の名品を生み注目を集めるデザイナー、マイケル・アナスタシアデスによる「String Lights」。一見シンプルなペンダントライトは、壁や天井にまるで鉛筆で直線を引いたかのように張られた黒いコードにより、立体的でポエティックな空間を生み出します。このふたつの名作に触れる機会を、お見逃しなく。(須賀美季)
モバイルライティング・バイ・フロス
会期:10月13日(火)〜10月16日(金)
開場時間:11時〜19時
会場:中之島BANKS de sign de 2F
大阪市北区中之島5-3-56
入場無料
問い合わせ先/日本フロス株式会社
TEL:03-3582-1468
※レセプション 10月14日(水) 17時〜21時