
6月にオープンした神保町のギャラリーSOBO。ここでは、写真家、ペインター、プログラマーなど、多彩なアーティストの展示を月に2回のペースで展開しています。9月4日からは、写真家・後藤武浩の初の個展 『EARLY WORKS』がスタートしました。
人物のポートレートをはじめ、蓮沼執太や彼の個展の風景、無印良品の『MUJI to Relax』などの広告、さらには原田知世、環ROY、U-zhaanらのミュージックビデオも撮影するなど、さまざまな活動を展開しています。“決定的な一瞬を切り取るのではなく、連続した時間の厚みや、空間の広がりを一枚に定着させるような制作をしてきました ”という後藤の作品は、被写体となる人物やもの、風景の姿が素直に浮かび上がると同時に、彼の目を通した独特の世界観が豊かににじみ出ているようです。
“さらに写真で思考出来る多くの可能性に挑戦し、持ち前の大胆さを活かしたダイナミックな作品を発表します”と言うように、今回の個展ではそういった枠から離れた、新鮮な表情を見ることができます。また、9/15発売の特集「暮らしが楽しくなる、アイデア集」では、インテリアの写真を撮りおろしてもらっています。そちらもぜひお楽しみに!(Pen編集部)


『後藤武浩 / EARLY WORKS』
会期:2015年9月4日(金)~9月16日(水)
開館時間:11時~19時(火~金) 11時~17時(土)
会場:東京都千代田区神田錦町3-20 アイゼンビル 3F
TEL:03-5244-5297
入場無料
日・月休廊
http://sobo.tokyo
http://takehirogoto.com