最近我が家の息子が図書館で借りてきたのが『サカサかぞくのだんなキスがスキなんだ』。逆さから読んでも同じ言葉になるワードのみでストーリーが進んでいく、宮西達也さんの「サカサかぞくシリーズ」の1冊です。ページをめくっていくと、宇宙で幸せに暮らしている家族をおびやかす巨大生物が登場。ワルモノを相手に、家族を守るために戦うパパとそれを応援する子どもと母親――。最後は無事、悪の生物を倒してママがパパにありがとうのキスを…。
宮西達也さんは絵本を書き続けて32年。独特な絵のタッチと心温まるストーリーで知られています。とくに『おまえうまそうだな』(2003年)や『おとうさんはウルトラマン』(1996年)は有名で、父親を題材にした家族テーマの心温まるストーリーも多いんです。いつの間にかストーリーにのめりこんで子どもも不安な顔を見せたり笑顔を見せたりと1冊の中でさまざまな感情を引き出してくれます。もちろん大人も声に出して読みながら、涙を流すこともしばしば。
そんな宮西さんの初の大規模展覧会『宮西達也ワンダーランド展』が7月25日から世田谷文学館にて始まります。見どころは、初めて文と絵を手がけた絵本『どうしたのぶたくん』(1987年)の原画をはじめ、累計発行部数200万部を超えるヒット作『ティラノサウルスシリーズ』(ポプラ社)など、初期作品から秘蔵のラフスケッチなどを加えた250点余りの展示です。
ほかにも、代表的なキャラ、ティラノサウルスやウルトラマンの大きなオブジェ、ジオラマ、さまざまな仕かけがある体験型展示など、子どもも大人も楽しめる展示空間になっています。会期中は「おとうさんはウルトラマン」シリーズをもとにした館内スタンプラリーもあるので、ぜひ、お子様と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。(Pen編集部)
上写真:『おまえうまそうだな』2003年 Ⓒ宮西達也
宮西達也さんは絵本を書き続けて32年。独特な絵のタッチと心温まるストーリーで知られています。とくに『おまえうまそうだな』(2003年)や『おとうさんはウルトラマン』(1996年)は有名で、父親を題材にした家族テーマの心温まるストーリーも多いんです。いつの間にかストーリーにのめりこんで子どもも不安な顔を見せたり笑顔を見せたりと1冊の中でさまざまな感情を引き出してくれます。もちろん大人も声に出して読みながら、涙を流すこともしばしば。
そんな宮西さんの初の大規模展覧会『宮西達也ワンダーランド展』が7月25日から世田谷文学館にて始まります。見どころは、初めて文と絵を手がけた絵本『どうしたのぶたくん』(1987年)の原画をはじめ、累計発行部数200万部を超えるヒット作『ティラノサウルスシリーズ』(ポプラ社)など、初期作品から秘蔵のラフスケッチなどを加えた250点余りの展示です。
ほかにも、代表的なキャラ、ティラノサウルスやウルトラマンの大きなオブジェ、ジオラマ、さまざまな仕かけがある体験型展示など、子どもも大人も楽しめる展示空間になっています。会期中は「おとうさんはウルトラマン」シリーズをもとにした館内スタンプラリーもあるので、ぜひ、お子様と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。(Pen編集部)
上写真:『おまえうまそうだな』2003年 Ⓒ宮西達也
デビュー作『どうしたのぶたくん』1987年 Ⓒ宮西達也
ポスターイメージ
『宮西達也ワンダーランド展』
会場:世田谷文学館
開催期間:7月25日(土)~9月23日(水・祝)
開館時間:10時~18時
休館日:月曜日 ※ただし9月21日(水)は開館
料金:大人¥800 中学生以下無料
※ほかにも関連イベント多数。詳しくはHPでご確認ください。
http://www.setabun.or.jp