プラントハンターとして世界中を旅し、ユニークな植物を届けている西畠清順は、幕末から150年続く植物卸問屋「花宇」の5代目。彼が集めてくる植物は、思わず「なんだこれ!?」と声が出てしまうようなユニークなものばかり。そこにはフレッシュな驚きが宿っています。
珍種、新種、突然変異のものなど、希少植物を求め世界中を旅して植物を蒐集するプラントハンターという職業。時には断崖絶壁を登ったり、孤島へ渡ったりと、命がけともいえる過酷な状況もあります。植物の専門知識はもちろんですが、強靭な体力がなければ務まらないし、なにより好奇心と、それを社会へ還元しようという思いが彼を動かしているのでしょう。
そんな西畠さんが蒐集する植物は数千種にものぼります。動物っぽかったり、魚みたいだったり、虫のようだったり……なんとも摩訶不思議な植物の姿からは、生命の神秘を感じます。今回、この展示のために集められた約50種のユニークな植物が大集合。さらにポーラ銀座ビル1Fウィンドウでは、彼が所有する植物も同時展示されます。会期中、西畠さんのギャラリートークやサイン会などイベントも開催予定。西畠ワールドが楽しめる絶好の機会となっています。
「さあ、コドモもオトナも関係ない。地球上に今日も生きるドラマチックな姿を銀座で体験しよう。そこには、夢とロマンが溢れる世界が広がっているから」――植物=地球のダイナミックな姿を、銀座で体験してみてください。(Pen編集部)
『ウルトラ植物博覧会 西畠清順と愉快な植物たち』
~8月16日(日)
ポーラ ミュージアム アネックス
開館時間:11時~20時(入場は閉館の30分前まで)
無休 入場無料
www.po-holdings.co.jp/m-annex