1950年代北欧デザインの一端を感じる、「北欧のカタチ展」が開催中。

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    会場のGraphpaperは、1階の「常設展」をテーマにしたフロアと2階の「企画展」をテーマにしたふたつのスペースで構成されている。手前のレザーのスワンチェアは、ヤコブセンデザインの60年代のもの。奥のドムスチェアは、イルマリ・タピオヴァーラがデザイン。

    6月28日まで、「北欧のカタチ展」が東京・渋谷のセレクトショップGrappaper(グラフペーパー)で開催中です。Graphpaperは、クリエイティブディレクターの南貴之氏が手がけたショップで、そのキュレーションのもと定期的に展示や販売を行っています。


    「北欧のカタチ展」では、1950年代を中心にした北欧のインテリアアイテムをテーマに、イスや器、照明など、南氏の個人的なコレクションを中心に、北欧家具を中心に扱う長野県のhaluta、神奈川県のtaloのそれぞれの個人的なコレクションが並びます。展示品は購入も可能で、価格は器が数千円から、家具は7万~10万円以上のものまであります。


    展示されるアイテムは、Carl-Harry Stalhane(カール・ハリー・スタルハン)、Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)、Stig Lindberg(スティング・リンドベリ)、Timo Sarpaneva(ティモ・サルパネヴァ)、Erik Hoglund(エリック・ホグラン)、Kaji Frank(カイ・フランク)などの器やガラス製品、そして、Alvar Aalto(アルヴァル・アアルト)、Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)などの家具。

    1940~60年の北欧デザインを、Graphpaperの独特な展示空間で楽しんでみてはいかがでしょうか。(写真・文 高柳 圭)

    上写真:ウラ・プロコペがデザインしたコーヒーカップとソーサー

    上写真:展示棚を引き出すと、器やイスが現れる。

    上写真:エリック・ホグランによるガラス製灰皿

    上写真:カイ・フランクのピッチャーや、イェンス・クイストガードのトレイなどさまざまなアイテムが展示される。

    「北欧のカタチ展」
    ~6月28日(日)

    Graphpaper(グラフペーパー)
    東京都渋谷区神宮前5-36-6 ケーリーマンション1A/2D
    開館時間:12時~20時
    入場無料
    休館日:月曜