金沢に、90日ごとに中身を変えていくショップがあるのをご存じでしょうか。「モノトヒト」と名付けられた店は、金沢を拠点に活動するガラス作家の辻和美さんがディレクターを務め、日本各地から職人や作家、ギャラリーなどが次々と店主となって、金沢に新しい風を届けています。
この4月、モノトヒトにやってきたのは、辻さんも大きな影響を受けたという三谷龍二さん営む「10cm」。三谷さんは、「思えば僕たちは多くのことを学校ではなくて、街から教わったと思います」と言います。「心地いい空間や音楽のことを、あるいは眼利きの店主からものの見方を。街で経験するものは、美術も本も音楽も、教科書とは違って、生き生きと豊かな表情をしていました。だから僕たちは感覚の窓を全開にして、その空気を呼吸した。そして思ったのは、街はヒトが作るということ。そしてモノはヒトと繋がってはじめて、輝きを増すということでした」。そんな三谷さんが、北陸新幹線が開通したばかりの金沢であらためてヒトとモノをつないでいきます。
モノトヒトでの「10cm」はユニークな3部構成で、月ごとに違った体験ができます。松本からやってきた「10cm」は、金沢という街とどんな会話を交わしていくのでしょうか。東京からわずか2時間半になった古都へ、工芸を体験しに出かけませんか?(Pen編集部)
この4月、モノトヒトにやってきたのは、辻さんも大きな影響を受けたという三谷龍二さん営む「10cm」。三谷さんは、「思えば僕たちは多くのことを学校ではなくて、街から教わったと思います」と言います。「心地いい空間や音楽のことを、あるいは眼利きの店主からものの見方を。街で経験するものは、美術も本も音楽も、教科書とは違って、生き生きと豊かな表情をしていました。だから僕たちは感覚の窓を全開にして、その空気を呼吸した。そして思ったのは、街はヒトが作るということ。そしてモノはヒトと繋がってはじめて、輝きを増すということでした」。そんな三谷さんが、北陸新幹線が開通したばかりの金沢であらためてヒトとモノをつないでいきます。
モノトヒトでの「10cm」はユニークな3部構成で、月ごとに違った体験ができます。松本からやってきた「10cm」は、金沢という街とどんな会話を交わしていくのでしょうか。東京からわずか2時間半になった古都へ、工芸を体験しに出かけませんか?(Pen編集部)
三谷龍二の店 「10cm」
6月28日(日)まで
モノトヒト
住所:石川県金沢市広坂1-2-20
TEL:076-255-0086
営業時間:11~18時
定休日:月(祝日の場合は翌火)
http://www.seikatsu-kogei.com
[+10cm]
4月26日(日)
三谷龍二さんの木の器やカトラリー、そして普段から「10cm」で扱う品々が揃います。
「直径であったり、高さであったり、どこかが10cm」という、10cm展も併設。
[三谷玩具店]
4月28日(火)~6月2日(火)
古いものから作家のものまで、さまざまなおもちゃと、こどもの道具が集まります。
定番のこども椅子に合せたテーブル(新作)や、勉強机も並ぶとのことです。
[伯父さんの休日]
6月3日(水)~6月28日(日)
イラストレーターのなかむらるみさんの笑いを誘う絵と、三谷さんが休日に作った立体との二人展です。