吉岡徳仁さんの「ガラスの茶室ー光庵」が、 京都を見下ろす青龍殿大舞台に設置されます。

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    京都青蓮院境内の舞台に設置された展示の様子。

    デザインとアートの領域で幅広く活躍する吉岡徳仁さんの最新個展『ガラスの茶室ー光庵』が、4月9日から京都で行われます。

    今回の作品は透明なガラスで構築された茶室。2002年に構想した『透明な日本家屋』や、2011年のヴェネチア ヴィエンナーレ国際美術展で模型として発表した茶室建築プロジェクトを、実寸大として建築するもの。ガラスの茶室は、京都の重要文化財に指定されている天台宗青蓮院境内にある、京都市街を見下ろす将軍塚青龍殿の広大な舞台の上に設置されます。

    光、人、自然という、これまでも吉岡さんが大切にしてきたテーマが、どのように展開されているのか、それは吉岡さんの他の作品と同じく、その場で直接見て、感じてみるべきでしょう。(Pen編集部)

    今回設置された『ガラスの茶室ー光庵』。同じく代表的作品である『ウォーターブロック』(2002年)も展示されている。

    『吉岡徳仁 ガラスの茶室ー光庵』

    期間限定  2015年4月9日[木]〜 2016年(未定)
    ※展覧会終了日は3ヶ月前にHPにて告知を致します。


    将軍塚青龍殿(青蓮院境内)
    京都府京都市山科区厨子奥花鳥町28
    開場時間:9時~17時(入場は閉館の30分前まで)
    料金:一般¥500


    問い合わせ先/吉岡徳仁デザイン事務所 www.tokujin.com