アート・ディレクター、グラフィックデザイナーの木住野彰悟が生みだすファッションブランド「it knit」。モザイク画のような人物や動物のデザインをあしらったポップなニットが話題ですが、このたび原宿ギャラリーROCKETで、オリジナルニットブランド「it knit」と、グラフィック作品を中心とした「it knit」TOKYO展が始まります。

ニットでは普通、3色程度しか使用ができないとされていて、イメージした図柄をつくることは困難なのだとか。そんななか「it knit」では、10色以上を使用した、「強く抽象的な絵柄」を思いついたそう。その結果、肖像画をモザイクにしてしまおう、という発想に辿りつきました。それは、ファッションという媒体を通したグラフィック作品でもあります。

会場には撮影ブースも設置され、自分の「もやもやモザイク」をつくることが可能。その場で写真を撮影してメールを送るだけでモザイク自画像画のできあがり。これを機会にぜひ自分のモザイク写真をつくってみることをおすすめします。

また、近くのセレクトショップ「kapok」では、ポップアップストアも同時開催。見て撮って、買えて楽しめるイベントです。（Pen編集部）