いま注目の若手建築家として、必ず名前が挙がるといっても過言ではない中村竜治さん。
繊細でモダンアートのような作風で、展覧会の会場構成やインスタレーションなどを多く手がけています。その中村さんが、代官山 蔦屋書店の選書棚とトークイベントの連続企画「BOOKS with ARCHITECT」の第7回目に登場です。

「BOOKS with ARCHITECT」は注目の若手建築家をフィーチャーし、その建築家が選んだ本を集めた選書棚とトークセッションを組み合わせたイベント。中村さんの選書棚は『中村竜治と「庭」』というテーマで2 月28日まで開催中です。また中村さんのトークイベントは代官山 蔦屋書店で2月1日（日）に開催予定です。

「中村竜治さんは、見る人との関係性でできあがるような作品で評価が高い建築家です。会場構成やインスタレーション作品でありながら、建物を作るときと同様にクリアすべきストラクチャーをきちんと考えているところが素晴らしい」と、代官山 蔦屋書店の建築コンシェルジュ、坂山毅彦さんは言います。また、中村さんが用いる繊細な部材は、新しい建築構造への可能性を示唆しているとも言います。次の時代の建築のあり方を模索する建築家、中村竜治さんのトークイベント、建築の未来にご興味のある方はぜひご参加ください。（Pen編集部）