「スイスデザイン展」が、日本・スイス国交樹立150周年のオオトリを飾ります。

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    ル・コルビュジエ 『ル・コルビュジエ・センター』1967年竣工 ©FLC

    「スイスのデザイン」と聞いて何を連想しますか? デザイン好きの読者なら、近代建築の巨匠ル・コルビュジエ(1887ー1965)や、バウハウスに学んでモダンデザインに大きな足跡を残したマックス・ビル(1908ー1994)、ネフ社の積み木などを思い浮かべることでしょう。世界でもっとも用いられているタイポグラフィの定番「ヘルベチカ」も、スイス生まれです。そんなデザイン大国・スイスの全貌を紹介する日本初の試み『スイスデザイン展』が、東京オペラシティアートギャラリーで1月17日から開催されます。

    展示内容は、鉄道や航空などの観光におけるデザインや、「スウォッチ」「ビクトリノックス」、使用済みのトラックの幌を使った「フライターグ」といったおなじみの8ブランドの取り組みやデザイン理念、建築やグラフィックなど、盛りだくさん。日本とスイスの国交樹立150周年の最後を飾る展覧会にご期待ください!(Pen編集部)

    『オフィサーナイフ』ビクトリノックス 1897年

    クルト・ネフ『ネフスピール』 オリジナル制作 1958年

    スイス連邦鉄道とモンディーンの鉄道時計。

    『スイスデザイン展』
    1月17日(土)~3月29日(日) 

    東京オペラシティ アートギャラリー
    東京都新宿区西新宿3-20−2 東京オペラシティビル 

    TEL:03-5777-8600
    開館時間:11時~19時(金、土曜日は20時まで。入館は閉館30分前まで)
    休館日:月曜日、2月8日(日)全館休館日
    入館料:一般¥1,200 大学・高校生¥1,000 中学生以下は無料
    www.operacity.jp/ag/exh172

    ギャラリートーク
    第1回 1月25日(日) 「ル・コルビュジエとスイスデザイン」ゲスト:林美佐(大成建設ギャルリー・タイセイ学芸員)
    第2回 2月1日(日) 「スイスのグラフィックデザイン」ゲスト:橋本優子(宇都宮美術館主任学芸員)
    第3回 2月7日(土) 「スイスのモダンデザイン群像」ゲスト:柳本浩市(デザインディレクター、Glyph.代表)
    第4回 2月15日(日)「スイスデザインのいま:最前線を歩く」ゲスト:土田貴宏(デザインジャーナリスト)
    時間:各回 14時~15時 
    会場:東京オペラシティ アートギャラリー[ギャラリー1, 2 展示室内] 
    予約不要(ただし入場には当日の入場券が必要です。)