この秋から、パリ、ベルリン、バルセロナ、マドリッド、ロンドン、ミラノ、ニューヨーク、そして東京・表参道の8都市で誕生した、カンペールLab。新しくクリエイティブディレクター、ロマン・クレメールが就任したのを機にスタートしたこのショップでは、定番にアレンジを加えたカンペールのアイコン的アイテムに加え、これまでのデザインとは一線を画す若い世代へ向けた斬新なアイテムを積極的に展開しています。

「スペースシップ」と呼ばれるモデルは、その名の通り、宇宙を感じさせる未来的なデザイン。シックかつスポーティなこのブーツは、ロマン・クレメールのビジョンを最も象徴する一足として挙げられます。「フロット」と呼ばれるモデルは、スポーティでカジュアルな一足。グリップ力に優れたラバーソールを採用し、カンペールらしい機能美も備えています。

ユニセックスラインでも、クレメールが刷新を図りました。「ヴィンタール」と呼ばれるモデルは、メンズとレディス共通のコンセプトをもちながらも、シルエットやソールの高さなどを変えることで、メンズはよりメンズらしく、レディスはよりレディスらしく仕上げています。これまでは、メンズとレディスではサイズを変えただけだったのが、ぐっと洗練された印象です。

ファッションデザイナーのクレメールは、かねてよりカンペールと何度もコラボレーションしてきた実績があります。誰よりもブランドを外側からよく観察していた彼が、満を持してクリエイティブディレクターに就任し繰り広げる最新コレクション。その世界観をあますことなく味わえるのが、この新しいLabなのです。（Pen編集部）