注目のアーティスト、リー・ミンウェイの個展で、参加型アートを体験しよう!

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    『プロジェクト・繕う』2009年 展示風景。ロンバード=フレイド・プロジェクツ、ニューヨーク、2009年 ルディ・ツェン氏蔵
    <font size="1">Photo:Anita Kan</font>

    リー・ミンウェイ 台湾出身。現在ニューヨークを拠点に活動。

    観客参加型のアートプロジェクトを多く手がけて注目を集める、台湾出身のアーティスト、リー・ミンウェイの初の大規模な個展「リー・ミンウェイとその関係展」が、森美術館で9月20日から開催されます。
    彼の20年間に及ぶ創作の多くは、一貫して「つながり」や「関係性」をテーマにしてきました。展覧会場でもらった花を帰り道に知らない人に渡す、思い出の布をエピソードを添えて展示する、言えなかった言葉を手紙にするなど「開幕の時点では、展覧会の完成度はまだ40%」とリー自身が語るように、観客が関わることでアート作品は生き生きとした命を得て変化し続けます。観客が参加できるプロジェクトも実にさまざま。当日、展覧会場を訪れて自由に参加できるものから、手作りの衣類や人形についての思い出を事前に募集したもの、さらにはアーティストにかわって持ち込まれた衣類を繕いながら観客と会話を交わすホスト役を募るものまで(現在、受付終了)。
    会場にはリーの作品やプロジェクト14点に加え、これらを歴史的、文化的な文脈から読み解く試みとして、白隠、鈴木大拙、ジョン・ケージ、イヴ・クライン、アラン・カプロー、リクリット・ティラヴァニ、小沢剛など、他のアーティストの作品も同時に展示されます。自分がアートの一部になる希有な機会をぜひ体験してください!(Pen編集部)

    『石の旅』 2009年 展示風景。エスパス ルイ・ヴィトン台北、2012年 
    <font size="1">Photo:Lee Studio</font>

    『ひろがる花園』 2009年 展示風景:第10回リヨン・ビエンナーレ、リヨン現代美術館 フランス、2009年 エイミー&レオ・シー氏蔵 
    <font size="1">Photo:Blaise Adilon</font>

    『砂のゲルニカ』 2006年 パフォーマンス風景。シカゴ・カルチュラル・センター、2007年
    <font size="1">Photo:Anita Kan</font>

    「リー・ミンウェイとその関係展:参加するアートー見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながる」

    9月20日(土)~2015年1月4日(日)
    森美術館
    東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階

    TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
    開館時間:10時~22時  火曜10時~17時(9月23日、12月23日は22時まで) 
    会期中無休 ※入館は閉館の30分前まで
    入館料:一般¥1,500 高校・大学生¥1,000 4歳から中学生¥500 
    www.mori.art.museum/contents/lee_mingwei/about/index.html