グレイッシュなカーキのボディに、植物図案のボタニカル柄（フローラル柄）をプリントしたTシャツとスウェットシャツは、スウェーデンのファッションブランド「アクネ ストゥディオズ」の夏コレクション。本国で発表されたばかりの新作シリーズが、東京・表参道の旗艦店「アクネ ストゥディオズ アオヤマ」に到着しました！この夏の本命ともいえるスグレモノです。
アクネ ストゥディオズは、デザインカンパニーでもあり、クリエイティブ・ディレクターのジョニー・ヨハンソンは、かつてPen本誌のインタビューで同名ファッションブランドについて「クリエイティブ・コミュニティの人たちに提案したい服」と語っていました。この言葉にふさわしく、今季のトレンドモチーフであるカラフルなボタニカル柄のグラフィックが、ダークカラーのボディに絶妙なバランスで配置され、アートなムードを漂わせています。ネックが大きく開いたTシャツは、ゆったりとリラックスした着こなしを楽しめます。スウェットシャツは、夏が過ぎて秋冬になっても、黒やネイビーのアウターのインナーに着て見栄えがするデザイン。流行アイテムの枠を越えた普遍的な美しさが感じられるアイテムですから、長く愛用したいものです。
コーディネートは、いま注目の白パンツを合わせてはいかがでしょうか。ゆったりとした麻や薄い綿のロングパンツでもいいですし、ショートパンツならもっと馴染みやすいでしょう。足元はシンプルなスニーカーやサンダルが相性良し。このトップスの柄のインパクトを活かして、ほかのアイテムは無地で上品なものにすると、オトナな装いが簡単にできるはず！（写真ともに　高橋一史）