最新フェラーリは、ターボエンジンで低燃費化とパワーアップを同時に実現。

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    日本に上陸した最新モデル「フェラーリ・カリフォルニアT」。ボディカラーも新色が2つ追加された。

    発売以来、進化をつづけてきたフェラーリ・カリフォルニア。カリフォルニア→カリフォルニア30→カリフォルニアTと、その名前も進化してきました。そんな最新モデルが、ジュネーブショーに次いで日本でも発表されました。
    最新モデル「カリフォルニアT」の「T」はターボの意味。往年のモンディアルなどに使われたTは横置き(Transverse)の頭文字なので、意味は違いますが、長い伝統を感じさせる名前です。さて、今回のモデルチェンジで大きく進化したのはエンジンです。直噴化し、4.3ℓから3.9ℓにダウンサイジングした排気量にターボを装着、低燃費化を実現しながら高出力化しました。いまやフェラーリといえども、環境問題は避けて通れないテーマになっているのです。アイドリングストップ機能「HELLE」の搭載や今回のエンジンの変更など、フェラーリはフェラーリらしさを失わずにいかにして環境に配慮していくのでしょうか? フェラーリ独自の環境への取り組みは今後も進んでいくはずです。(Pen編集部)

    新しく開発された直噴ターボの3.9ℓエンジン。最高出力は約560馬力を誇る。

    発表会の様子。日本では夏ごろから納車の予定。販売価格は2450万円