現在、丸の内の三菱一号館美術館で開催中の唯美主義にフォーカスした展覧会、『ザ・ビューティフル —英国の唯美主義 1860-1900』が好評です。
19世紀後半に英国で巻き起こった「唯美主義」は「芸術のための芸術(Art for Art's Sake)」として、ただ見る人の目を歓ばせるために存在し、官能の悦楽までもほのめかそうと願う芸術でした。この「唯美主義」を主張する前衛芸術家たちが追い求めた「新たな美」を概観するこの企画展は、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館所蔵作品を中心に、油彩画、家具、工芸品をはじめとする約140点を展覧するもの。2011~2012年にロンドン、パリ、サンフランシスコで開催され、各国で高評価を得た『カルト・オヴ・ビューティー』展を再構成した、日本初の総合的な唯美主義の展示です。
この展覧会に関連して、唯美主義時代の装飾芸術を牽引し、イギリスにおける唯美主義運動とアーツ・アンド・クラフツ運動に大きな影響を与えたウィリアム・モリス及びモリス商会の魅力についての講演会が、3月27日に予定されています。講演者はモリス商会(“MORRIS & Co.)を1940年に買収した英国サンダーソン社の元社長でMORRIS & Co.アンバサダーを務めるマイケル・パリ―氏と、モリス研究で知られる大阪大学大学院教授の藤田治彦氏。両者の対談も予定されています。場所は丸の内のコンファレンススクエア エムプラス「グランド」。事前申込が必要で、定員は150名(参加費1,000円、税込・当日支払い)。参加者全員にモリス関連グッズをプレゼントするというこの講演会、申し込みは下記リンクから。展覧会と合わせて、ぜひ。(Pen編集部)
19世紀後半に英国で巻き起こった「唯美主義」は「芸術のための芸術(Art for Art's Sake)」として、ただ見る人の目を歓ばせるために存在し、官能の悦楽までもほのめかそうと願う芸術でした。この「唯美主義」を主張する前衛芸術家たちが追い求めた「新たな美」を概観するこの企画展は、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館所蔵作品を中心に、油彩画、家具、工芸品をはじめとする約140点を展覧するもの。2011~2012年にロンドン、パリ、サンフランシスコで開催され、各国で高評価を得た『カルト・オヴ・ビューティー』展を再構成した、日本初の総合的な唯美主義の展示です。
この展覧会に関連して、唯美主義時代の装飾芸術を牽引し、イギリスにおける唯美主義運動とアーツ・アンド・クラフツ運動に大きな影響を与えたウィリアム・モリス及びモリス商会の魅力についての講演会が、3月27日に予定されています。講演者はモリス商会(“MORRIS & Co.)を1940年に買収した英国サンダーソン社の元社長でMORRIS & Co.アンバサダーを務めるマイケル・パリ―氏と、モリス研究で知られる大阪大学大学院教授の藤田治彦氏。両者の対談も予定されています。場所は丸の内のコンファレンススクエア エムプラス「グランド」。事前申込が必要で、定員は150名(参加費1,000円、税込・当日支払い)。参加者全員にモリス関連グッズをプレゼントするというこの講演会、申し込みは下記リンクから。展覧会と合わせて、ぜひ。(Pen編集部)
「ウィリアム・モリス /モリス商会の魅力」講演会
3月27日(木) 19時~20時30分
講師:マイケル・パリー氏(英国サンダーソン社顧問)
藤田治彦氏(大阪大学大学院教授)
会場:コンファレンススクエア エムプラス「グランド」
東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル 10F
定員 :150名(要事前申込)
参加費:¥1,000(税込・当日支払)
主催:MORRIS & Co.
協力:三菱一号館美術館
[申込方法]
下記URLにアクセスしてお申込みください
http://www.media-b.co.jp/morris/
『ザ・ビューティフル —英国の唯美主義 1860-1900』
1月30日~5月6日
三菱一号館美術館
東京都千代田区丸の内2-6-2
TEL: 03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間:10時~18時(祝日を除く金曜は~20時、いずれも入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜(4月28日、5月5日は18時まで開館)
料金:一般¥1,600
http://mimt.jp/beautiful
※ラファエル前派展とザ・ビューティフル展についてのPen Onlineの記事はこちら→
「ラファエル前派展とザ・ビューティフル展で、 英国ヴィクトリア朝時代の美女にうっとり。」
www.pen-online.jp/news/art/raphael_beautiful_exhibition/