チェコでも大好評でした! 建築家・保坂猛の”空想”あふれる展覧会が南青山で開催中。

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    弊誌の住宅特集で、「LOVE HOUSE」をご紹介した建築家・保坂猛。保坂氏といえば、世界遺産・富士山の絶景をのぞむ河口湖に立つ「ほうとう不動」もいまや観光地として人気を誇っていますが、今回、彼が仕事のプロセスで描いたスケッチを一同に展示する『TAKESHI HOSAKA [Ku u so u]in Tokyo』展が、1月14日から始まりました。
    保坂氏が描いた200~300枚ものスケッチが天井からぶら下がり、観客はその間を歩きながら空想の世界を体感していくという試み。自然にそよぐ風、そして人の動きによって起こる風で繊細に揺れるスケッチの集合体は、不思議な空気感を生み出し、会場はインスタレーションのような仕上がりに。
    保坂氏はひとつのプロジェクトで数百枚ものスケッチを描くそう。今回、さまざまなプロジェクトから集められたスケッチは、ある時は大胆に、またある時はささやかに揺れ動き、まさに保坂氏の頭の中を表現しているかのよう。
    会場には彼が設計した「ムーンチェアー」も展示。スケッチがうごめく空間で、「ムーンチェアー」に揺られながら過ごすのも一興です。(Pen編集部)

    上写真:プリズミック ギャラリーでの展示風景。
    photographs by KOJI FUJII / Nacasa&Pertners Inc.

    『TAKESHI HOSAKA [Ku u so u]in Tokyo』

    ~2月18日
    プリズミック ギャラリー
    東京都港区南青山4-1-9 秋元南青山ビル1階
    TEL:03-5770-3071
    開館時間:10時~18時(月~金) 13時~17時(土)
    休館日:日、祝
    入場無料
    www.prismic.co.jp/gallery/