フィン・ユールの名作復刻も! アクタスで開催中の『Six Danish Designers』へ急げ。

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    展覧会会場。フィン・ユールの「FJ-51」の復刻版(左)と、今回のコンペで選ばれた、キャスパー・サルト&トーマス・シグスゴーの作品(右)。

    デンマークのデザイン界を牽引した巨匠、建築家・家具デザイナーのフィン・ユール。これまで数々の名作家具を世に遺してきましたが、中でも彼の名を世に知らしめたのが、1952年、家具や照明などのプロダクトからカーペットまですべてのデザインを担当した、国連・信託統治理事会の会議場のプロジェクトでした。
    2012年、フィン・ユール生誕100周年を記念して、同会議場に新たに設置される椅子と机のデザインコンペが開催されたのは、記憶に新しいところ。いまをときめくデンマークの6人の精鋭たちが、個性あふれる作品を出品したのです。
    今回の『Six Danish Designers』では、コンペで優勝したキャスパー・サルト&トーマス・シグスゴーの作品を展示するだけでなく、クリスチャン・フリント、ミア・ガメルゴー、ハンス・サンガイン・ヤコブセン、ソーレン・ウルリック・ピーターセンの出品作品も、パネルで紹介しています。さらに、フィン・ユールの名作である「FJ-51」の復刻版も登場。フィン・ユールファンのみならず、デンマークデザインの“いま”を知りたいデザインファンにも楽しめる内容に。開催は10/20まで。この週末、外苑前のお店へ急いで!(Pen編集部)

    美しく生まれ変わった、国連・信託統治理事会の会議場。

    コンペで見事優勝を勝ち取った、キャスパー・サルトとトーマス・シグスゴー。今回のプロジェクトについては、本誌6/15号「北欧の家具と器。」特集(P62-63)でもご紹介しています。そちらもぜひ!

    『Six Danish Designers』

    ~10/20
    会場:アクタス 青山店
    住所:東京都港区北青山2-12-28 1F
    開場時間:11時~20時
    www.actus-interior.com/news/130906sixdesigner

    Pen6/15号「北欧の家具と器。」www.pen-online.jp/magazine/pen/pen_338_nordicdesign.html