「え、ショッパーじゃないの!?」 フェンディからヒネリの利いたショルダーバッグが登場!

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    NEWSな服&小物

    Vol.44写真:若林武志 文:森下隆太

    「え、ショッパーじゃないの!?」 フェンディからヒネリの利いたショルダーバッグが登場!

    左は小物類を購入した時に入れてもらえるショッパーを、右は香水の個包装をカーフレザーで”セルフパロディ”。レザーに馴染みのあるフェンディらしい、遊びのあるアプローチだ。

    「レジ袋、いりません」が当たり前になり、日頃からエコバッグを持ち歩いている方も少なくないだろう。フェンディの新作は、買い物時に渡されるショッパーと香水のパッケージをカーフレザーで仕立てたもので、まさに時代のムードを体現したかのよう。ショッパーと個包装をそのままバッグにするというアプローチは、以前なら単なる遊び心として受けとめられていたはずだが、サスティナブルが第一義となった昨今では、社会的なメッセージ性をも帯びている。遊びの中にも学びあり、というわけだ。

    と、堅い話になったが、やっぱりパッと見の意外性やかわいらしさは抜群で、実際にランウェイに登場した時もひと際注目を集めた。手触りのいい肉厚のカーフレザーを使用しているので、高級感もひとしおだ。香水のパッケージを模した直方体の小ぶりなショルダーポーチの方は、スマホとミニ財布がすっぽりと収まるサイズで、ショッパーを模した方は、スマホと財布を入れても十分余裕がある。何よりも目を引くカラーとフォルムで、沈みがちな冬の装いを華やかに導いてくれる。

    オールブラックや、グレーを交えたワントーンの着こなしなどに用いれば、黄色のボディが浮かび上がり、洒脱なアクセントに。ファッション性と話題性を備えた逸品の登場だ。

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    小ぶりなショッパータイプにもストラップがつけられ、クロスボディバッグとして活用できる。ワンショルダーで肩掛けしてエレガント。もちろん持ち手もレザーが使われている。

    スクエアポーチはマグネット式で開閉する。マチがあるので収容物の出し入れもスムーズに行える。ライニングは柔らかい起毛素材が配してあり、中の物が傷つかないように配慮。

    紙のショッパーにも見られるような微妙な黄色の濃淡も表現してあり、芸の細かさがうかがえる。角張ったパイピングや縫製なども見事。

    FENDI ショルダーバッグ&ポーチ
    【価格】ショルダーバッグ¥254,100(税込) ポーチ¥174,900(税込)
    【素材】カーフレザー
    【問い合わせ先】フェンディジャパン
    TEL:03−3514−6187