『梨泰院クラス』で人気のパク・ソジュンが"オカルトアクション"に挑戦! 韓国ドラマファン必見の要素満載の『ディヴァイン・フューリー/使者』

  • 文:細谷美香

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文:細谷美香

Profile : 映画ライター。コメディや青春映画から日々の生きるエネルギーをもらっている。クセが強くて愛嬌がある俳優に惹かれる傾向あり。偏愛する俳優はニコラス・ケイジです。

『梨泰院クラス』で人気のパク・ソジュンが"オカルトアクション"に挑戦! 韓国ドラマファン必見の要素満載の『ディヴァイン・フューリー/使者』

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監督は中島健人、平野紫耀共演のリメイク版ドラマでも話題になった『ミッドナイト・ランナー』のキム・ジュハン。

ステイホームをきっかけに韓流ドラマの沼にハマった人があなたの周りにもいるはずだが、中でも男女問わず人気を集めた作品といえば『梨泰院クラス』でしょう。イガグリ頭で正義感あふれる不器用な主人公パク・セロイを演じたパク・ソジュンも、一気にファンを増やしました。本作『ディヴァイン・フューリー/使者』で演じるのは、子どもの頃に事故で父親を亡くして以来、神を信じられなくなってしまった男、ヨンフ。総合格闘技のチャンピオンになった彼の右手に見覚えのない傷が現れた日から、怒涛の物語がはじまります。

傷について調べるうちにヨンフが出会ったのは、悪魔払いのためにバチカンから派遣されたアン神父。自らの右手に不思議な力を宿すプロの格闘家と、彼の力に気づいて導いていくベテランのエクソシストという意外かつ最強のバディは、まさにアイデアの勝利! 聖痕から炎が出る拳を使って除霊していくシーンはVFXも駆使され、内臓系も含めて"いい意味"で気持ちの悪いシーンに仕上がっています。神を信じないヨンフがアン神父と関わるうちに、まるで親子のような関係を築いていく展開も見どころのひとつ。アン神父を演じるのは、韓国映画の重鎮アン・ソンギ。ラテン語を口にしながらときにはユーモアも漂わせ、ベテランならではの余裕あるお芝居で楽しませてくれます。

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悪魔払いのガジェットなど、細部にまでこだわりがつまったオカルトアクションは見どころ。パク・ソジュンが演じる総合格闘技の試合はアメリカで撮影され、臨場感あふれるシーンとなっている。

ドラマ『サム、マイウェイ〜恋の一発逆転』でも格闘技に挑んでいたパク・ソジュンは、本作でもパーフェクトなボディを惜しみなく披露。一方、司祭服に身を包んだアクションもまるでサービスカットのような麗しさ! 『ミッドナイト・ランナー』で組んだキム・ジュハン監督だけに、パク・ソジュンの繊細さと野性味を魅力的に切り取っています。

アン神父の助手を演じるのは、パク・ソジュンもカメオ出演している『パラサイト 半地下の家族』の長男役チェ・ウシク。さらに悪に向かって儀式を行う謎の人物には、Netflixのドラマ『ザ・キング:永遠の君主』の一人二役に注目が集まるウ・ドファンと、韓国映画・ドラマファンのツボを押さえた嬉しいキャスティングです。新旧の人気俳優たちの共演でエンディングまで一気に見せ切る韓国製『エクソシスト』とも言うべき作品を、ぜひ楽しんでください。


『ディヴァイン・フューリー/使者』

監督/キム・ジュファン

出演/パク・ソジュン、アン・ソンギ他

2019年 韓国映画 2時間9分

8月14日(金)よりシネマート新宿ほかにて公開

http://klockworx-asia.com/divinefury/

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