PARISパリ
あの展覧会もコンサートも! ルイ・ヴィトン財団の
「おうちでFLV」企画は必見。【コロナと闘う世界の都市から】
外出制限は緩和されても、パリの劇場や美術館は引き続き休館中とあって、ネット上では「自宅でカルチャー&アート」を謳ったバーチャルプログラムがさまざまに提案されている。ブロックアウトの翌週から始まった、ルイ・ヴィトン財団の公式サイトが展開するデジタルイベント「#FLVchezvous(おうちでFLV)」も、そのひとつだ。
毎週月曜に新規のプログラムが発表されるが、過去の展覧会をバーチャルで「再訪」する動画は1週間だけ、音楽やパフォーマンスの動画は1回だけ、あるいは1日だけの限定公開とあって、見逃せない。目玉は同財団のキュレーターが解説する「展覧会再訪」で、毎週水曜の18時にプログラムが変わる。
2020年5月20日(水)からの1週間は、15年に開催された「Key to a Passion」展をラインアップ。20世紀前半にアートの法則を壊し、現代アートの基礎をつくった巨匠たち、すなわちマティス、マレヴィッチ、ムンク、ジャコメッティなどの作品を集めた展覧会が楽しめる。22日(金)の20時30分からは、ピアニストのユジャ・ワンとチェリストのゴーティエ・カピュソンによる、15年に行われたコンサートの録画を公開。こちらは公開後24時間、YouTube上で視聴できる。
その他、木曜と日曜にもコンサートやパフォーマンスの動画を用意。毎週月曜にプログラムをチェックして、ユニークな音楽と展覧会を楽しもう。
※開始時間はいずれもフランス時間(日本との時差は約7時間)