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BEIJING
北京
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SNSで火がついた、ダーティブレッドとは?
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朝陽区幸福村中路にあるパン屋「面包会有的」では、1個30元でビターチョコ入りの高級路線の脏脏包を販売。photograph by Greg Mei
大量の甘いココアパウダーを振りかけたデニッシュ風のこのパン。食べると手も口もパウダーまみれになる。ところがSNSを中心に、食べた人の感想や汚れた姿の自撮り写真が出回り、一大ブームに。中国語で「脏脏包(ザンザンバオ)」と呼ばれるが、「脏」は汚いという意味。英語では「ダーティブレッド」とも呼ばれる。 最初に火がついたのは、若者に人気の三里屯(サンリトン)エリアにある「アワー・ベーカリー」の脏脏包だ。話題になるとすぐ、「味多美(ウェイドゥオメイ)」など他のパン屋でも次々に発売。天然酵母を使った脏脏包を売る店も現れ、いまでは多くの店が独自の脏脏包を販売する。ネット時代ならではの食の新ムーブメントだ。