グッチのウエアやアクセサリーを独自にカスタマイズできる「GUCCI DIY」プログラムをご存じだろうか? 新たなアイテムやモチーフが加わり、さらなる盛り上がりを見せるこのサービスに注目した。

2015年、アレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブ・ディレクターに就任して以来、グッチはモードブランドとしての個性をより前面に押し出している。ヴィンテージテイストなのに現代的であり、ビビッドな色彩がぶつかり合う中に伝統的なモチーフのパッチワークが混在するなど、クラシックとポップカルチャーを混淆しているのが現在のグッチといえるだろう。
グッチの世界観をそのままに、多彩なモチーフの刺繍やマテリアルがオーダー可能。

16年に日本で始まったグッチのDIYプログラムは、「ファッションで自分を表現する」というミケーレの思いが込められたものだ。グッチの世界観をそのままに、ウエアやアクセサリーに自身でカスタマイズを加えることが可能なこのオーダープログラムは、多彩なモチーフの刺繍やマテリアル、アルファベットのイニシャルを使って、自分好みの服をつくることができる。そうして完成した一着は、いわばミケーレと自分の“共作”。服好きであればワクワクしないはずがない。
カスタマイズできるアイテムは、レザーブルゾンやデニムジャケット、ニットなどのカジュアルウエア、シューズ、そしてイニシャルでカスタマイズできるABCDEFGUCCIと幅広く揃っている。たとえば、グッチのアイコンともいえるホースビット シューズでは、3種のデザインをベースに、アッパーに用いるレザーの種類とホースビットのカラーを決め、3色あるタイガーのパッチをオプションで選択、インソールにイニシャルのプリントも施すことができるという充実ぶりだ。




アルファベットがインパクト大! 気軽にオーダーを楽しめる「ABCDEFGUCCI」

もっと簡単にグッチのオーダーを体験したいという人には、オリジナルフォントを使用したイニシャルで、自分仕様のアイテムを気軽につくれるプログラム「ABCDEFGUCCI」がお薦め。たとえば、ホワイト、ブルー、レッド、イエロー、グリーン、キャメル、ブラックの7色で展開するユニセックスのウールニット3型(クルーネックセーター、ショールカラーのジップアップカーディガン、Vネックカーディガン)には、フロントやバックに好みのアルファベットを大きく編み込みで施し、印象的な一着に仕上げることができる。ウエアだけでなく、トートバッグやウォレットなども対象なので、贈り物にも最適だ。
「ABCDEFGUCCI」はグッチ青山やグッチ銀座など一部の直営店で取り扱っている他、公式オンラインストアでもオーダーが可能。サイト内では仕上がりのイメージを確認しながら選ぶことができるので、オーダー入門者でも安心だ。





グッチらしい美学を感じさせるアイテムに、自分の感性を宿す――。そんなファッションの愉悦を、ぜひこのDIYプログラムで味わってみてほしい。
●問い合わせ先/グッチ ジャパン クライアントサービス TEL 0120-99-2177 www.gucci.com