「ボッテガ・ヴェネタ」で、極上のリラックスを。

  • スタイリング&写真:カワサキタカフミ
  • ヘア:Tomoko Sato
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最高級の素材と伝統に裏打ちされた職人技術で、ラグジュアリーな世界を構築するイタリアの人気ブランド「ボッテガ・ヴェネタ」。Pen Onlineで今回紹介するのは、春夏コレクションに先がけて12月に展開がスタートした「クルーズ」コレクションです。春夏のトレンドをいちはやく取り入れたリラックス感あふれるラインナップは、ファッション好きなら見逃すことができません。軽やかなワードローブを、誰よりも早く楽しんでください。

旅のスタイルにぴったりな、
上質なアウターニット

着こなしの主役はダッフルコートのようなトグル留めのアウターニット。しっかりと厚手でも、コットン素材で着心地は軽やか。トグルにホーン(水牛の角)、紐にレザーを使用し、さりげない高級感が漂います。すっと細長いシルエットは、スタイルをよく見せてくれる効果も。ボトムに合わせた白のコットンパンツは薄手のストレッチ素材で、ウエストがギャザーになったイージーパンツのような仕立て。手にしたレザーバッグはグラフィカルなストライプがあしらわれ、ボッテガ・ヴェネタの象徴である「イントレチャート」をさりげなく効かせたデザイン。足元のコンビシューズは厚底のスニーカーソールを採用し、長時間履いても疲れづらく、旅にはもってこいの一足。中に着たメッシュのニットはブリーチ加工でグラデーションが描かれた、今回のクルーズコレクションらしいアイデアによるものです。

春の気分を先取りした、
ピンクのライダースブルゾン

レザーアイテムのつくり手である「ボッテガ・ヴェネタ」の真骨頂を味わえるのが、このブルゾン。ジャケットのようなラペルを付けながらも、身頃や袖にジップをあしらったライダースジャケット風のデザイン。薄くなめしたレザーはこのうえなくやわらかで、袖を通せばすぐに身体に馴染む極上のアイテムです。控えめで、品のあるピンクのカラーは、春の気分も先取りしています。中に着たスウェットシャツも、ガーゼのようなやわらかな素材感。胸から上の部分にピンクの生地を重ね、ステッチでイントレチャートが表現されています。ボトムに合わせたのはコーデュロイのコットンパンツ。こちらもウエストがギャザーになって、フロントジップを省略したイージー仕立て。手にした小ぶりのボストンバッグは洗いをかけたような質感で軽さとやわらかさが印象的。スリッポンタイプのスニーカーとともに、レザーをメッシュ状に編み込んだ「イントレチャート」が象徴的に使われています。

端正なグレーのスーツは、
グラフィカルな着こなしで。

モダンな雰囲気のセットアップは、2つボタンで細身のシルエット。ジャケットの丈は短めで、パンツはテーパードしたスリムなライン。写真ではブリーチしたシャツを合わせ、カジュアルに着こなしていますが、プレーンなシャツを合わせればビジネスシーンでも着られるアイテムです。中に合わせたボタンダウンのシャツは、チェック柄をブリーチで絵画のようにアレンジ。グラフィカルなラインを載せたボルドーのカーディガンとのレイヤードで、パターン×パターンの着こなしが愉しめます。このスタイルに合わせるならば、写真のような大きめサイズのショルダーバッグがお薦めです。メッシュの色を不規則に変化させたグラフィカなアレンジで、重たくなりがちな黒のバッグも軽やかに見せています。足元はコンビのサドルシューズ。こちらも軽快なスニーカーソールで、明るいボルドーの色合いに、イエローのミッドソールがスパイスとなっています。

早春を愉しみつくす、
大胆なセットアップ

早春のムードが漂うペールピンクのセットアップは、構築的な肩のライン、厚みをもたせた胸周りなど、カジュアルでリラックスしたテイストながら“くずれ過ぎない”絶妙なフォルム。身体に自然とフィットする着心地に、イタリアの仕立ての良さが体感できます。ジャケットは総裏で本切羽の仕立て。洗いをかけたような生地感で、軽やかさの演出も。中に着ているのは、ピンクのニットカーディガンとパープルのタンクトップ。いずれもウォッシュやブリーチで素材がアレンジされた、手のこんだアイテムとなっています。コーディネートはオールピンクでまとめていますが、単品ずつ取り入れれば着こなしやすさもぐっとアップ。ぜひトライして欲しい、お薦めのアイテムです。