最新機種で復活、メーカー伝統のツインレンズ

文:麻倉怜士

なんと日本のアンドロイドスマホ市場では、台数でシャープがトップ。かつてのフィーチャーフォン時代には強者だったが、スマホ時代になっては特徴もなく弱かった。ところが、昨年秋から巻き返した。躍進の原動力が、昨夏発売された「AQUOS R」だ。私も愛用している。映像の美しさ、スクロールの速さ、文字の読みやすさなど感心していたそのRが、フルモデルチェンジした。  本体サイズは横幅がほぼ同じで縦が心もち延びているが、画面は凄く大きくなった印象。また、前作ではインカメラが画面外のフレームにあったが「R2」では画面を大きくしインカメラは上部の半円状の切り欠け部に入れた。それを実現したのがシャープ独自の...

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