あの「アポロ11号」のパーツをベゼルに使った、超個性派ムーンフェイズの腕時計。

文:笠木恵司

タイタニック号の鉄片をベゼルに組み込んだ時計で大きな話題を巻き起こしたRJ(旧名ロマン・ジェローム)が、またまたやってくれました。今度は人類史上初の月面到達に成功したアポロ11号のパーツをベゼルに使用。さらに特殊なムーンフェイズも搭載した「アロー 6919」です。 月に降り立ったふたりの宇宙飛行士を回収して地球に帰還した司令船のパーツに、アクリルガラスを融合。超軽量で硬度の高いコンポジット素材に加工し、金属のグリッドで固定した独特のスタイルです。 また、セリタの自動巻きムーブメントをベースとして、RJが自社開発して特許も取得したムーンフェイズが搭載されています。この機構は月のレリー...

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