新作は“東京ぐらしのカマロッティ”!? シボレー カマロ SSは、現代アメリカを象徴する文句なしの大傑作!

「アメリカ車が、東京で最も輝いていた時代はいつなのだろう」と考えると、戦後まもない1950年代にまでさかのぼります。そこからの30年間は東京というか、その周縁が熱かったんだよね。その時代とは横須賀、横浜、座間、福生の米軍基地と、それをつなぐ国道16号の存在が色濃かった時代のこと。沿道にはクルマで立ち寄れるダイナーがあり、基地周辺には軍の払い下げ品店やアメリカ兵向けの中古家具店、質屋が立ち並び、夜にはバーがネオンサインを輝かせる。そんな憧れのアメリカに最も近い場所が、国道16号でつながれていた。当時はヘインズのTシャツやリーバイスのジーンズと同様に、アメリカ車とは文化そのものだったんだよ...

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