18世紀の天才時計師の名が、超高級&希少なブランドとして現代に復活!

文:笠木恵司

鎖引き(フュゼ・チェーン)やトゥールビヨンは時計の精度を高めるための伝統的な複雑機構ですが、このふたつを現代の技術で高度化して搭載したコレクションが日本で初めて披露されました。 ブランド名は「クロノメトリー・フェルディナント・ベルトゥー」。18世紀のパリで活躍し、マリンクロノメーター(海洋精密時計)で高く評価された天才時計師、フェルディナント・ベルトゥーに惚れ込んだ「ショパール」のカール-フリードリッヒ・シュイフレ共同社長が復活させたブランドです。2015年に誕生したファーストモデル「FB 1」は、翌年のジュネーブ・ウォッチ・グランプリで「金の針賞」の栄誉に輝いています。 八角形の...

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